えっ…歯周病も!? 「糖尿病かもしれない体の症状」チェックリスト9項目

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生活習慣病である糖尿病。厚生労働省の平成26(2014)年患者調査の概況によれば、2011年の調査から約47万人増加し、過去最高の患者数となったとか。

とても身近な病気である糖尿病ですが、案外どのような症状が出るのか、詳しく知らないこともありますよね。うっかり気づかず、体からの異変サインを見逃していた……なんてことは絶対避けたいですよね?

そこで今回は、『WooRis』の過去記事や女性の医学事典『ウィメンズ・メディカ』を参考に、糖尿病を疑うべき症状を9つご紹介します。こんな症状が出ていないか、早速チェックしてみて下さい。

 

■1:おしっこの回数・量が増える

糖尿病を疑うべき1つ目の症状は、“おしっこ”の異変です。

具体的には、“尿の量や回数が多いこと”が挙げられます。正常な排尿の回数としては、1日に約5〜6回と言われているので、それ以上に何度もトイレに駆け込むようなことがあれば、一定の注意を払うようにしたいですね。

“尿から甘いにおいがする”のも、体からのシグナルです。排尿後の尿のにおいもチェックしましょう。

 

■2:のどが渇く

おしっこの異変が現れると同時に起きるのが、“のどの渇き”。体内の水分が減りやすく、唾液分泌が減ることで、のどが渇きやすくなるそうです。

今まであまりのどが渇くということはなかったのに、急に水を欲するようになったり、飲んでも飲んでものどが渇いたり、といった症状は要注意です。

 

■3:体がだるい

全身がだるく、疲れやすいといった症状も見逃せません。

『WooRis』の過去記事「偏食がリスクをグッと高める!“糖尿病を疑うべき”危険な症状4つ」によれば、糖尿病になると、食事で摂取したものを円滑にエネルギーに変えられず、細胞がエネルギー不足の状態に陥ってしまうとのこと。その結果、体に疲れがたまってしまうようです。

上記2つの、おしっこの異変・のどの渇きの症状が見られ、さらに慢性的にだるさを感じている方は早めに病院を受診してください。

 

■4:食べているのに体重が減る

“食べているのに体重が減る”というと、「太らないからいいじゃん」と思ってしまう方も少なからずいらっしゃるかもしれません。

ですが、実は、とってもキケンな兆候。糖尿病で痩せるのは、深刻な症状で、生死にかかわることもあるといいます。

糖尿病で痩せる理由としては、食べたものをエネルギーとして使うことができず、体内の脂肪やたんぱく質をエネルギー源として使うため、体重が減ってしまうことがあるからだそうです。

 

■5:脚に褐色の斑点ができたり、全身がかゆくなったりする

『WooRis』の過去記事「肌かゆ〜い…が、まさかこんな病気!? “肌の異変が教えてくれる”病気4つ」のなかで紹介していますが、脚に“褐色の斑点”ができたり、全身がかゆくなったりするのも、糖尿病の症状の一つです。

「かゆくてかゆくてたまらない!」と掻きむしり、アトピー性皮膚炎などと思っていたら、実は糖尿病の症状だった……なんてこともあり得るわけですね。

体のかゆみは意外と軽く見られやすい症状かと思いますので、見過ごさないようにしましょう。

 

■6:目がかすむ等、目に異変があらわれる

昨今、パソコンやスマホで目を酷使している方が多いですから、かすみ目を感じる方は大勢いらっしゃることでしょう。ですが、その目のかすみは、本当に目の酷使が原因でしょうか?

実は、糖尿病の症状というケースもあるのです。糖尿病による目のかすみを放置していると、合併症である糖尿病網膜症(もうまくしょう)を発症し、最悪の場合は失明することも……。

さらに、糖尿病などの免疫力が低下する病気は、“ものもらい”ができやすくなることもあるんだそう。

目のかすみや、ものもらいが繰り返しできやすいといった症状にも注意が必要です。

 

■7:高血圧

糖尿病にかかっている人の2人に1人は高血圧も併発しているといわれるほど、糖尿病と高血圧は密接な関係があります。

会社の定期検診などで血圧の高さを指摘されたら、塩分の摂り過ぎに注意をしたり、味付けの濃いものを食べるのを減らしたりしましょう。くわえて、塩分排せつを助けるカリウムを含んだ食材(海藻類、野菜、果物等)を積極的に摂るようにしたいですね。

 

■8:歯周病

むし歯と並ぶ、歯の2大疾患“歯周病”。「歯周病と糖尿病、どういう関係が?」と思ってしまうところですが、糖尿病患者は歯周病の有病率が高く、より重症化していることが多いとわかっています。

その逆も言うことができ、歯周病がある人は、糖尿病の有病率や発症リスクが高いとのこと。

歯周病を未然に防ぐためにも、3〜6ヵ月に1回程度、定期的に歯科検診を受けるようにしましょう。歯周病予防は、糖尿病予防にもつながります。

 

■9:手足の無感覚や発汗の異常

糖尿病で気をつけたい3大合併症の一つ、“糖尿病性神経障害”。

末梢神経のはたらきや自律神経の機能低下が起こるため、手足の無感覚・発汗の異常・勃起障害など色々な症状が現れるとのこと。

『WooRis』の過去記事「絶対に放置しちゃダメ!糖尿病による、“足の指の異変”サイン」のなかでも紹介していますが、感覚の異変としては、足がチクチクする、痛みがある、触ると熱い(冷たい)などが現れるそうです。こういった異変には敏感になっておきたいですね。

 

以上、糖尿病を疑うべき9つの症状をご紹介しましたが、当てはまるものはありませんでしたか?

少しでも「あれ?」と思うことが起きたら、すぐに病院を受診するようにしてくださいね。また、食生活やライフスタイルを見直してみたり、適度に体を動かしたりするようにしましょう。

ご参考にしてみてください。

(ライター 大宮つる)

 

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【参考】

※ 平成26年(2014)患者調査の概況 - 厚生労働省

※ 井口登美子(2003)『ウィメンズ・メディカ 女性の〈からだと心〉安心医学』(小学館)

 

【画像】

※ iko / Shutterstock