台湾産パイナップルの「金鑚」

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(台北 13日 中央社)良質な農産物の輸出拡大をねらおうと、台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)と台南市政府は12日、海外の輸入業者を招いた商談会を台南市内で開催した。イベント全体での商機は970万米ドル(約10億5600万円)近くに上った。

参加業者は英国、日本、韓国、シンガポール、中国大陸、インドネシアなど8つの国・地域の計16社。貿易センターによれば、日本からは四国でスーパーを展開するサニーマート(高知県高知市)や都内デパートなどに出店するオイシックス(東京都品川区)などが参加した。台湾側は27社が出展した。

韓国の業者は、商談会を通じて台湾産パイナップルの品質について理解が深められたと話し、今年はパイナップルの輸入先を従来のフィリピンから変更し、台湾産の「金鑚」(台農17号)を主に買い付けたいとの考えを示した。昨年は韓国国内で台湾産アップルマンゴー(愛文)の売り上げが好調だったという。

台湾産果物の輸出先上位5位は中国大陸、日本、香港、韓国、シンガポール。行政院農業委員会の統計によれば、昨年の果物と関連加工品の輸出量は7万1970トンで、前年比48%増。輸出額は約1億2226万米ドル(約133億1400万円)に上り、前年より47%成長した。そのうちパイナップルとバンレイシ、マンゴーの輸出額は全体の66.5%を占めている。

(林孟汝/編集:名切千絵)