「妄」にはオトコの本音が隠されていた!?女へん漢字の由来7選

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「妄」、「嫁」、「好」、「姑」など、“女へんの漢字”には、女性に対する男性の本音がにじみ出ています。古代中国に発祥を持つ漢字は、長い間社会を支配してきた男性たちによって作られてきたからです。

漢字に込められていたのは純粋な男心

そのため、男尊女卑的なニュアンスを含む漢字も少なくありません。ですが、それ以上に男性から見た素朴な女性の姿があるのです。
女へん漢字の由来から、いつの時代も変わらない、普遍的な男心を考察してみましょう。

●その1:【妄】(モウ、ボウ、みだり)

妄信、妄想、妄言など、物事を見失うといったニュアンスで使われる「妄」。
これは、「女に目がくらんで平常心をなくす」という意味からできた漢字です。
最近の脳科学では、男性は女性の裸を見ると脳の働きが低下するということも立証されています。いつの時代でも、男性は女性に弱い、ということを表わしていますね。

●その2:【嫁】(カ、よめ、とつぐ)

女が家に入ると書いて「嫁」。
「結婚とは、家庭を作り、しいては社会を作るものだ」という昔の人々の意識が垣間見えます。
現代では、恋愛の延長で結婚するのが普通となっていますが、感情だけで結婚生活を維持するのは困難なこと。アラサーともなると、その辺のこともよくわかってきます。
結婚観を考えさせられる一文字です。

●その3:【好】(コウ、このむ、すく、よい)

女の子どもと書いて「好」。
父親にとって、幼い娘ほど“好ましい”存在なんてありませんよね。この一文字には、男親の人情がにじみ出ています。
ところで最近は、“○○女子”なんて言い回しが大流行していますが、この言葉には、「いつまでも女児のように男性から好かれたい」という女心が表れているような気がしてなりません。

●その4:【姦】(カン、よこしま、かしましい)

女が3人揃うと、姦(かしま)しい。
どこの職場にも、いつもキャピキャピと騒いでいる3人娘っていますよね。
ただうるさいだけならカワイイものですが、勢い余って周りの男性を攻撃しないでほしいものです。

●その5:【婚】(コン)

女の昏(たそがれ)で、結婚の「婚」。
これだけ見ると、結婚したら女として終わりのように感じるかもしれません。
しかし、それは大きな勘違い。その昔、結婚式はたそがれ時、つまりは夕暮れに行われていたのです。
沈む夕日の中にたたずむ、花嫁の美しい姿から、婚という字は生まれたのです。

●その6:【娘】(ジョウ、むすめ)

女がいちばん良いときと書いて「娘」。
ニュアンス的には結婚適齢期の女性を指すので、アラサー独女の皆さんも、今のところまだ“娘”です。良かったですね。
ですが、自然の摂理の前では、文明も漢字も無力です。
結婚を考えるなら、娘のうちになんとかしたいものです。

●その7:【姓】(セイ、うじ)

昔、武士の家では男系によって“姓”を受け継いできました。にも関わらず、「姓」には女へんが使われています。
これは、姓=家庭は、女から子どもが生まれることによって成り立つからです。
家庭の基盤は女だという認識が、昔のひとにはちゃんとあったのでしょう。

こうして見ると、女へんの漢字には「女の本性とはこういうものだ」という男性サイドの決めつけよりも、女性を見たときに男性に起こる感情や、社会における女性の役割を示すような意味合いが多いことがわかります。

漢字は、長い歴史の中で培われた、人々の知恵の結晶です。
男女の役割が変わりつつある昨今ですが、この価値観に学ぶべきことは多いはず。
漢字の成り立ちから、改めて男女のあり方を考えてみてはいかがでしょうか。

Written by Gow! Magazine編集部
Photo by YannGar Photography (Roma session)