縛り過ぎに注意! 結婚したら「お金のルール」はどうすればいい?

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■今回のお悩み

今回の相談者:ゆかたそさん

「今付き合っている彼氏と結婚する予定ですが、彼のお金遣いが気になって、なかなか一緒に住む決心がつきません。ふたりで生活する上で、どんなルールを決めたらいいのでしょうか。また結婚後にもっとも節約できるところや入るべき保険、貯金の仕方などお金にまつわるアドバイスをお願いします」

■結婚を考える彼氏としておくべきお金の話

編集部 今付き合っている彼と1年以内に結婚したいと思っているゆかたそさん。しかし自身が堅実派ゆえに彼のお金遣いが気になって、一緒に住むことを躊躇しているようです。彼女の不安を解消するためにも、結婚前になにかお金に関するルールをふたりの間で決めておいたほうがいいですか?

風呂内亜矢(以下、風呂内) そうですね。まずは、「お互いにちゃんと相談し合う」というルールを決めましょう。すべてをオープンできる関係が理想ですが、そこまでは無理なら、せめて困ったときに「困っているんだけど……」と言えたり、「家賃はどうする?」という問いが気軽にできたりするような関係を築いておきたいですね。

編集部 お金の話を遠慮してできないと、夫婦生活はうまくいかないですもんね。では、話し合える関係性がつくれたら、次のステップとして決めておきたいルールはありますか?

風呂内 家計の管理の仕方ですね。生活費だけ共通口座に入れて残りはそれぞれが管理する「別財布」制と、どちらか一方がすべてのお金を管理する「お小遣い」制、どちらのパターンにするのかは事前に話し合っておきましょう。また、結婚後にお金がかかりそうなライフイベントについては、意識のすり合わせをしておくと安心です。たとえば、子どもは何人ほしいか、海外旅行にはどれくらい行きたいか、マイホームを購入したいか、といったところでしょうか。

また、ゆかたそさんは彼のお金遣いが気になっているようですが、あまり締めつけると彼との関係が悪くなる可能性が……。ですから、大まかなルールを決めたら、彼が自由に使えるお金については干渉しないようにすることも大切ですよ。

編集部 なるほど。過干渉はNGということですね。

●彼氏と結婚前に決めておきたいお金のルール

困ったときはちゃんと相談しあう 家計の管理の仕方は「別財布」制か「お小遣い」制か ライフイベントはどうするのか(子どもの数、海外旅行の頻度、マイホーム購入など) 彼が自由に使えるお金は干渉しない

■結婚後に「できる節約」と「増える支出」

編集部 ゆかたそさんは、結婚して2人で暮らした場合に、今より節約したいと考えています。一般的には、結婚することでどのような面が節約できるのでしょうか。

風呂内 住居費や光熱費、水道代は、それぞれひとり暮らしをするよりも断然安く済みます。夫婦であれば、ファミリータイプのUR賃貸を借りられるので、同棲するよりも広い部屋を安く借りられるメリットもありますよ。

また一緒に住むことで家デートが増えれば、交通費や外食代などデート費用も少し抑えられますね。家族なら、携帯電話の家族割引サービスを受けられたり、年会費のかかる通販サービスを共有で使えるのも節約になると思います。クレジットカードのポイント還元に最低ラインがあるのであれば、生活費をカード払いにしてポイントを合算するのも一案です。

編集部 いろいろと工夫すれば、節約できそうですね。

●結婚後に節約できるポイント

住居費や光熱費、水道代は、それぞれひとり暮らしをするよりも安くなる ファミリータイプのUR賃貸を借りられる デートのために会う交通費や外食代が減らせる 携帯電話などの家族割引サービスが受けられる 年会費のかかる通販サービスも共有で使える 生活費をカード払いにしてポイントを合算できる

編集部 ただ、ゆかたそさんは今実家暮らしで、家賃や光熱費が0円とのこと。そうなると、結婚して2人で暮らす=支出が増えそうです。家賃や光熱費以外で、ほかにどんな支出を覚悟しておいたほうがいいですか?

風呂内 今は食費が2,000円かかっていますね。結婚すれば、彼とふたりで負担するとはいえ、出費は増えるでしょう。生活用品も今は0円のようですが、確実にお金がかかります。

また、未婚の今は月々の消費を考えるだけでいいのですが、結婚するとなると、子どもやマイホーム購入の有無など、5年後、10年後にどんな消費をするかを想定して、家計をやりくりする必要が出てくることも頭に入れておいたほうがいいですね。

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★ゆかたそさんプロフィール

自動車関連企業で、営業職の正社員として働く、社会人4年目の26歳。神奈川県在住で、親と同居している。手取り年収約250万円、手取り月収約15万円。このほかに、副業での収入もある。毎月5万円を貯蓄し、そのうち1万5,000円を個人年金保険にかけている。会社には自宅でいれたお茶を水筒に入れて持っていったり、電車のチケットはチケットショップで購入したりするなど日々の節約を心がけており、現在の自分名義の貯蓄額は1,000万円以上。付き合って6カ月以上〜1年未満の彼がいて、1年以内に結婚したいと思っているものの、彼のお金遣いが気になり、なかなか先に進めないでいる。

(ヨダヒロコ/六識)