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出産は女性がするものながら、パートナーにとっても一大事。少し前まで、ドラマの出産シーンといえば病院の廊下をウロウロする夫の姿の後、分娩室から「オギャア」と赤ちゃんのなき声が響くというのが一般的でしたが、近年では妻のかたわらにパートナーが付き添い、一緒に出産を経験することが多くなっています。果たしてそれは、国によって違いがあるのでしょうか。付き添う、または付き添わないことの理由も含め、日本在住の外国人20人に聞いてみました。

○基本的に付き添う

・「基本的に、仕事でやむを得ない場合以外は付き添います」(オーストラリア/30代後半/男性)

・「付き添うと思います。妻を支えて、子供をうむ瞬間を見るためです」(イタリア/30代前半/男性)

・「付き添います。うまれてきた子供をいち早く見たいから」(中国/20代半ば/男性)

・「もちろん付き添います。妻の世話や精神的なサポートするために、夫が付き添います」(エジプト/20代半ば/男性)

・「付き添います。妻のそばにいてあげるのが当たり前なのでは? 」(シンガポール/20代後半/男性)

・「基本的に夫は付き添います」(ブラジル/40代前半/女性)

・「だいたい夫は付き添うケースが多いです。風習になっているかもしれません」(マレーシア/30代半ば/女性)

・「付き添います。貴重な瞬間を夫婦で共有したいと思います」(台湾/40代後半/女性)

・「ポーランドでは妻の出産時に夫が付き添います。子供がうまれる時に一緒にいたいからです」(ポーランド/30代前半/女性)

・「はい。子供が出てくる時を自分の目で見たいし、妻の隣にいてあげたいから」(カナダ/30代前半/女性)

・「普通は付き添います。フィリピンでは父親の子育ても平等に期待されています。なので、父親も妻の苦労を知るのが当然です。出産に立ち会うために仕事を簡単に休めます」(フィリピン/30代半ば/女性)

○近年は付き添うことが多い

・「昔は夫にお産を見せませんでしたが、最近は付き添うことが増えました。核家族が普通になったので、一番頼れるからだと思います」(韓国/30代前半/女性)

・「昔はあまりなかったですが、最近は増えてきたと思います」(香港/20代後半/女性)

○場合による

・「場合によってです。基本的に女性が出産した後に夫が病院に来ることが多いです」(ロシア/20代後半/男性)

・「家庭による」(インドネシア/20代後半/男性)

・「付き添わない人ももちろんいますが、付き添いは可能です。出産は大きな仕事なので、手伝いたいという思いで付き添う人が多いです」(トルコ/40代前半/男性)

・「両方のケースがあります。普通、やり方を決めるのは妻になります。夫に応援してもらいたい女性もいれば、内気でそうしてもらいたくない女性もいます」(スペイン/30代前半/男性)

・「夫は妻の希望によって付き添うか付き添わないかします」(ウクライナ/20代半ば/女性)

○付き添わない

・「しないです。文化的に認めないかもしれません」(バングラデシュ/20代半ば/男性)

・「しません。出産は汚れ物が流れるということで、男性が立ち寄りしてはいけません」(ベトナム/30代前半/女性)

○総評

今回の結果では、アジア、欧米に関係なく、出産に「付き添う」もしくは「場合によって付き添う」ことがほとんどでした。その理由も「妻を支えたいから」ということが多いようです。一方で、付き添いがタブー視されている場合もあるようですね。付き添う・付き添わないは個人の希望によりけりですが、フィリピンの方の回答のように「出産に立ち会うために簡単に仕事を休める」といったような社会的なサポートがあると、より選択しやすくなるかもしれません。

なお、マイナビニュース会員の子持ちの既婚者191人に「立ち会い出産をしましたか? 」と尋ねたところ、「はい」と回答したのは46.1%、「いいえ」は53.9%と、ほぼ半数に分かれました。出産は命がけの仕事ですし、女性が少しでも落ち着いてのぞめるよう、みんなで支えてあげられる社会にしていきたいですね。

調査時期: 2016年2月15日〜2016年3月15日
調査対象: 日本在住の外国人
調査数: 20人
調査方法: インターネット応募式アンケート

※本文と写真は関係ありません

(木口マリ)