あなたはどっち? 寝ている間に見る夢は「カラー」or「モノクロ」

写真拡大

突然ですが、あなたは昨夜見た夢を覚えていますか? そしてその夢はカラーでしたか? モノクロでしたか? 人は見た夢の90%を忘れると言われていますが、印象の強い夢は朝起きた後でもしっかり思い出すことができます。寝ているときに見た夢の色について、社会人女性のみなさんに聞いてみました。

Q.寝ているときに見る夢はカラー? モノクロ?

・カラー……49%
・モノクロ……4%
・どちらの場合もある……11%
・どちらかわからない……36%

半数近くの女性が、カラーの夢を見ると回答しました。ではその夢の映像はどのような色味になっているのでしょう。詳細を聞いてみました。

■カラーだけど、不鮮明な場合も……

・「現実と変わらない色。白黒は見たことがない」(30歳/機会・精密機器/事務系専門職)

・「夢の中で色を意識すると、やっとわかる感じ。特徴のない夢は色を意識することもないから、カラーだったかどうかもわからない」(32歳/金融・証券/販売職・サービス系)

・「めちゃくちゃ鮮明で鮮やかな夢をみたことがある。起きたときビックリした!」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

カラーの夢にもさまざまなケースがあるようです。実世界のように鮮明な夢は印象も強く残りますが、ぼんやりとイメージ図のような映像が繰り広げられる場合も。夢は五感を駆使した感覚で見るものなのかもしれませんね。

■モノクロの夢はぼんやりした印象

・「起きたときに映像ではなく、ストーリーを覚えていることが多い」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「あまり鮮明に色がついている記憶はないので、いつも白黒が多い」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

色のない世界に飛び込んだかのようなモノクロの夢は、ビビッドな色味が強く印象に残るカラーの夢とは違って、映像的にはぼんやりとした印象の場合が多い反面、ストーリーはしっかりと覚えているという特徴もあるようです。

■日によって変わる夢の色

・「たぶんモノクロが多いような気がする」(29歳/医療・福祉/専門職)

・「基本白黒で、たまに色味が入る感じ」(31歳/医薬品・化粧品-事務系専門職)

・「暗いストーリーのときは暗い色が多い」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

当然ではありますが、この人は必ずカラーの夢を見る人、この人は必ずモノクロの夢を見る人と決まっているわけではありません。日によってカラーになったりモノクロになったりすることもあるでしょう。これは性別や年齢、普段から色を意識した生活をしているかなど、さまざまな要因が言われていますが、はっきりとした結論は出ていないようです。

■夢の映像は一定ではない

・「たまに何か一色だけがビビッドになるときがある。カラーだけど、緑色だけが強烈に印象に残っている等」(32歳/自動車関連/技術職)

・「モノトーンのような気もするし、映画のようにくっきり鮮明なカラーだったような気もする」(31歳/金融・証券/事務系専門職)

夢は自分の目から入ってきた情報ではないため、その記憶は極めてあいまいです。寝ているときの記憶を起きたときに思い出すなんて、考えてみれば夢を覚えていることすらすごいことのように思えますね。

■まとめ

夢は、覚えておこうと思って覚えられるものではありません。実社会のように、その記憶をメモにとることはできないでしょう。まだまだ解明されていないことが多い夢のメカニズムですが、その謎が解き明かされる日もそう遠くはないのかもしれませんね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2016年3月にWebアンケート。有効回答数170件(22歳〜34歳の働く女性)