輸出額14カ月連続でマイナス成長  原油価格の下落など響く/台湾

写真拡大

(台北 12日 中央社)財政部(財務省)が11日に発表した最新の報告で、今年3月の輸出額は昨年同月比11.4%減となる227億2000万米ドル(約2兆4580万円)で、14カ月連続で前年割れしたことが分かった。一方、輸入額は同17.0%減の182億2000万ドル(約1兆9710万円)。

リーマンショック後に14カ月連続で輸出額が減少するのは、2008年9月〜2009年10月に次いで2回目。

張盛和部長(財務相)は国際原油価格の下落や中国大陸経済成長の減速、国際的景気回復の停滞などが影響したと分析。今後しばらくは同様の状態が続くとの見通しを示し、輸出額は今年第3四半期に好転するだろうとの考えを述べた。

同部の関係者は、モノのインターネット(IoT)やビッグデータの分野は成長を続けているとして半導体需要が高まると予測。鋼鉄や原油の価格が下げ止まれば関連商品の輸出量改善がみられるとしている。

(邱柏勝/編集:齊藤啓介)