11日、先進7カ国(G7)外相会合出席のため広島市を訪問していた米国のケリー国務長官は、同国の国務長官として初めて平和記念公園を訪問し、原爆死没者慰霊碑に献花した。歴史的な献花に注目が集まった一方、米政府の態度にも目が向けられた。写真は平和記念公園。

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2016年4月11日、先進7カ国(G7)外相会合出席のため広島市を訪問していた米国のケリー国務長官は、同国の国務長官として初めて平和記念公園を訪問し、原爆死没者慰霊碑に献花した。歴史的な献花に注目が集まった一方、米政府の態度にも目が向けられた。

平和記念資料館を見学したケリー国務長官は、「みんな広島に行くべきだと思うし、米国の大統領もその一人になってほしい」と述べた。一方で、米国務省高官は「米国務長官は謝罪のため広島に行ったのではない」と述べている。

同ニュースは中国メディアも伝えており、中国ネットでは「日本政府は(第2次世界大戦の)加害者だが、日本の庶民は被害者だ」「歴史は勝者が書くもので、いま日本は苦境に立たされているが、500年後は違った歴史になっているかもしれない」と中立的な声も聞かれたが、米国の「謝罪なし」を支持する声が圧倒的に多かった。

米国支持の声は大多数が日本に否定的な意見で、「歴史を正視しない国が人に謝罪を求めるのか?」「日本がまず第2次世界大戦の過ちを認めてようやく、米国が謝罪する可能性が出てくる」といった声が代表的だった。このほか、「米国は日本を利用して中国をけん制しようとしており、日本は米国の思惑を利用して自分を被害者に偽装している。このままでは米国は墓穴を掘ることになるだろう」「米国の謝罪は戦争における日本の侵略行為を認めることにつながるためありえない。米国が謝罪したら、それは非常に不思議な出来事だ」といったコメントも寄せられた。(翻訳・編集/内山)