陳光復氏

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(澎湖 12日 中央社)離島・澎湖と静岡県伊東市などの間で今月21日からの日程で予定していた相互訪問が延期されることが分かった。澎湖県政府が11日、発表した。延期を申し出たのは伊東市側。澎湖県によれば、静岡県内の一部自治体で出発日付近に市長選や市議員選が実施されることが決まり、慌ただしさにより澎湖県側に失礼がないようするためだと伊東市は説明しているという。

澎湖県と静岡県西伊豆町は昨年11月、観光や文化の面で交流を強化しようと友好交流提携書に調印。21日に澎湖県の陳光復県長率いる100人以上の訪問団がチャーター便で西伊豆町を訪れ、同日、伊東市の佐藤活也副市長らの一行が澎湖を訪問する予定だった。

だが、10日になって伊東市から延期と謝罪を伝える直筆の文書がファックスで届いた。文書の中で伊東市側は今回のチャーター便を重視している姿勢と、直前で訪問日と選挙の日程が重なるのが確定した無念さを示した。佃弘巳伊東市長は来月澎湖を訪れ、陳県長に直接陳謝する予定。

チャーター便は秋に延期される予定。突然の延期決定に陳県長は、日本側の謝意は十分に感じられたと理解を示した。さらに、今回の件で双方の友好関係が影響を受けることはないと強調した。

(編集:名切千絵)