10日、韓国メディアによると、セウォル号惨事の犠牲者を永遠に記憶しようとの趣旨で、オードリー・ヘプバーン氏の子息の提案から始まった「セウォル号記憶の森」事業が、惨事から丸2年となるのを前に完了した。写真は14年、ソウルでの追悼の様子。

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2016年4月10日、韓国・韓国日報などによると、韓国の旅客船セウォル号惨事の犠牲者を永遠に記憶しようとの趣旨で、映画女優オードリー・ヘプバーン氏の子息の提案から始まった「セウォル号記憶の森」事業が、惨事から丸2年となる16日を前に、9日完了した。

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同事業は、オードリー・ヘプバーン氏の長男ショーン・ヘプバーン・ファーラー氏の発案により始動、昨年4月の着工に当たってはセウォル号惨事による犠牲者と行方不明者を象徴する304株のイチョウの木が植えられた。

森に設けられた「記憶の壁」には犠牲者の氏名や追悼文などが刻まれた。この壁は、石造りの上段とステンレス製の下段からなり、上部の高さ476センチでセウォル号の乗客数を、下部の高さ172センチで生存者の数を表している。さらにこの森自体が、惨事の起こった4月16日を表現するため、救助・捜索の拠点となった珍島の彭木港から4.16キロ離れた丘に設けられた。

9日行われた竣工式には、遺族や行方不明者の家族、また生存者やその家族らと共にオードリー・ヘプバーン氏の孫2人も出席し、追悼文を発表した。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「もう2年もたつのか」
「もう二度とあんなことが起こりませんように」
「韓国が必ず秘密を明らかにすることを信じている。韓国がずる賢く破廉恥な国でないことを信じている」

「韓国人として恥ずかしい限り。韓国の政治家よりも他国の人が気に掛けてくれるなんて」
「外国人だけが記憶してくれる惨事」
「韓国人が考えもつかないことを、口だけでなく実践してくれた皆さんに感謝します」
「さすが天使オードリーの息子さんらしい」

「お母さんが立派な方だから、その子どもも健全な考え方を持っているんだね。家庭にしろ国にしろ環境は重要だな」
「何かをするにはこうして純粋な気持ちでやるべきだ。セウォル号を権力闘争の道具としてしかみない人たちにムカつく」(翻訳・編集/吉金)