ブラウザ上で遊べる2.5D版の初代『ゼルダの伝説』、任天堂の要請で公開中止に

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先日、『ゼルダの伝説』30周年を記念して海外ファンがブラウザ上で遊べる2.5D版の初代ゼルダを公開しましたが、その後、任天堂の削除要請を受けて公開中止とされました。開発者はサイトにて、この事態は予見していたので、特に不満はないと表明しています。



ファンが(勝手に)ゼルダ30周年を記念して開発・公開した本作は、初代ゼルダの雰囲気やプレイ感覚はそのままに、ドットを厚みあるボクセルに置き換えて、キャラクターや背景2.5D化したもの。オールドファン的には『ドルアーガの塔』から『イシターの復活』への変化を思い浮かべやすいのですが、実際は『マインクラフト』に近いカクカク感です。画面上のバーチャルコントローラ、またはキーボードの矢印キーやZXで操作できました。

厳密には、あくまで初代ゼルダ"風"のゲームです。オリジナルは上下左右の端まで行くと画面切り替えだったところが切れ目なくスクロール、剣をもらうと煽りで演出が入るなど、随所に現代らしいアレンジが入っていました。

そうしたギミックがすべて過去形になってしまったのは、開発者が自画自賛するようにドット再現が完璧だったから......というよりも、初代ゼルダの音楽を丸ごと流用したことが大きかったと思われます。

とはいえ反響は凄まじく、公開終了までに50万人がプレイしたとのこと。開発者は今後も未来を目指すソフト開発を続けるといい、SNSやメーリングリストに登録してね!と呼びかけてますので、任天堂愛とともに「技術力をアピールする」という目的は達成したのかもしれません。



昨年も『スーパーマリオ64』のゲームエンジンUnityによるHDリメイクが、やはり任天堂の要請で公開中止とされた一件がありました。先月、任天堂初のスマホアプリMiitomoがリリースされ、友達とのコミュニケーションを楽しくすると好評を博していますが、やはり「マリオやゼルダをPCやスマホで遊びたい」というニーズは根強くあるようです。