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米オラクルはこのほど、次世代のフラッシュ性能と大容量ストレージでリアルタイムOLTP(オンライン・トランザクション処理)を実現する「Oracle Exadata X6 Database Machine(Oracle Exadata X6)」を提供開始した。

新製品は、最速・最新のIntel Xeonプロセッサを搭載し、InfiniBandネットワーク、オール・フラッシュもしくはディスクプラス・フラッシュ・ストレージのOracle Exadataスケールアウト・ストレージ・サーバ、Oracle Exadata独自のストレージ・サーバ・ソフトウェアを備える。

共有フラッシュによるメモリ・レベルのパフォーマンス向上、ペタバイトの壁を突破、リアルタイムのAll-the-Time OLTP、Exadata on the Cloudといった特徴を持つ。

メモリ・レベルのパフォーマンス向上に関しては、3D V-NANDフラッシュとストレージのデータベース・インテリジェンス機能を組み合わせ、共有フラッシュからDRAMに匹敵するレベルのスループットを実現するという。

ラック当たり300GB/秒のデータ・スループットが可能で、競合他社のオール・フラッシュ型ストレージアレイに比べて10倍以上高速としている。さらに、純粋なインメモリ・プラットフォームの10分の1のコストでインメモリ・パフォーマンスを実現するという。

ペタバイトの壁の突破は、High Capacity(ハイキャパシティ)モデルで実現。ヘリウム充填の8TBディスクを採用し、ラック当たりで1.3PB以上のディスク容量を提供するという。さらに、インテリジェント・フラッシュ・キャッシュの統合により、ディスク容量の経済性を高めつつフラッシュのパフォーマンスを実現するとしている。

リアルタイムのAll-the-Time OLTPについては、従来OLTPの規模拡張でボトルネックになっていたランダムI/Oについて、ラック当たり毎秒560万I/Oを超えるオペレーションを実現。また、もう1つの障壁であったノード間のサーバ調整において、Direct-to-WireプロトコルやSmart Fusion Block TransfersなどのInfiniBandベースのアルゴリズムを採用することで、OLTPの応答速度を最大3倍高速化したという。

加えて、オンプレミス向けの「Oracle Exadata X6」の提供に加え、「Oracle Database Exadata Cloud Service」を通じてExadataをクラウドで利用できるオプションの提供も開始。同オプションはオラクルのエキスパートが導入および運用管理を担い、Oracle Database Enterprise Editionの全ての機能とオプションを、従量制もしくはサブスクリプション・ライセンスで利用できる。

さらに、「Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance 」および「Oracle SuperCluster M7」の2つのエンジニア・システムについても、X6へのアップグレードを発表している。

(山本善之介)