4月14日に医学生向け外科手術VRライブストリーミング実施。医療訓練機器メーカー、VR手術訓練機器開発に向けた試み

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医療訓練用品メーカーのMedical Realitiesが、4月14日に VR 映像での外科手術ライブストリーミングを実施すると発表しました。Medical Realities いわくこれは世界初の試みで、医学生向けではあるものの一般でも視聴可能です。視聴に必要なものはGoogle Cardboard などの VR ゴーグルと、iOS 、Android用の視聴用アプリ「VRinOR」のみ。手術内容は70代男性の一般的な腫瘍摘出術で、万が一の場合に備え映像は1分間の緩衝用ラグをもってストリーミングされます。

世界初の試みとはいえ、実際のところこのような VR の応用方法は早くから提案されていたことでもあり、いまさら驚くべきものではないかもしれません。それでも、将来の医療を担う若い医学生たちにとっては現場に入らずとも熟練の医師の手腕やその場の人々の動きを観察する非常に良い経験となるはずです。

Medical Realities の創業者で、この手術の執刀医 Shafi Ahmed 氏はガジェット好きな一面もあり、オフィス出口には流行の"ホバーボード(2輪タイプ)"も置いています。また2013年には Google Glass を使用して本人視点の肝癌摘出術映像をライブ中継したこともあります。このときは世界113カ国、1万3000人の医学生がその模様を視聴しました。

Ahmed 氏はいずれ VR 映像に合わせて触覚レスポンスを返すグローブを使った「 VR 手術シミュレーション機器」を開発したいと考えているとのこと。手術のVRライブストリーミングは、その第一歩だとしています。

VR ライブストリーミングの開始日時は4月14日13時から。日本時間では4月14日22時からの予定です。

下は VR 対応の手術訓練映像。訓練とはいえグロテスクな部分もありますので苦手な方は視聴をお控えください。



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