11日、北朝鮮人13人の集団脱出について、中国外交部は「有効なパスポートを所持して中国に入国した後、正常に出国した」とし、合法的な出国だと強調した。写真は中国の北朝鮮レストラン。

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2016年4月11日、ボイス・オブ・アメリカによると、中国国内の北朝鮮レストランで働いていた北朝鮮人13人が韓国へ集団脱出したとされる事件について、中国外交部は「北朝鮮人13人は有効なパスポートを所持して中国に入国した後、正常に出国した」と発表した。

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13人の集団脱出は2011年に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が政権の座について以来、1回としては最大の脱北事件となる。脱北者たちによると、韓国のテレビドラマや映画、インターネットを通じて外部の情報を得て、北朝鮮政府に対する不審や不満が日に日に高まったという。

中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官はこの13人について、中国側の公安機関に中国に居住する北朝鮮人が失踪したとの報告があったとしたが、「入国時、出国時ともに有効なパスポートを所持しており、合法的な入国、出国であり、不法入国ではない」と強調。北朝鮮人の不法入国問題については、「国際法や人道主義の原則に従って、適切に対処する」との考えをあらためて示した。

ロイターによると、2015年の脱北者は1276人。その多くは中国を経由して別の国へ出国した後、韓国へ入国するルートを使っている。(翻訳・編集/岡田)