世界初の「スマホで操作する」ソファー

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IoT(Internet of Things)時代のいま、ついにソファーまでもがインターネットにつながった。「Lift-Bit」は、個人個人のニーズに合わせて自由自在に形をコントロールできるソファーだ。

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すべてのものをインターネットとつなぐという飽くなき探究は、ソファーをスマートフォンから操作するという域にまで及ぶことになったようだ。

国際的な建築デザインスタジオ・Carlo Ratti Associatiがつくった「Lift-Bit」は、インターネットにつながった世界初のソファーだ。

Lift-Bitはたくさんのスツール型モジュールでできており、それらを移動させることでソファーの形状を変え、さまざまな姿勢で座ることができる。個々のモジュールにはモーターが付いており、高さを480〜780mmまで上げ下げできる。

「モジュールの各要素はタブレットなどを使ってコントロールできるほか、手の動きでも動かせます。距離を感じ取る機能をもつセンサーが、手のさまざまな高さを検知し、それに合わせて高さを変えるのです」と、同スタジオを率いるカルロ・ラッティは言う。

Lift-Bit専用アプリには、あらかじめ設定された形が含まれているほか、持ち主が新しい組み合わせをつくる機能もついている。また座る人がいないまま高さが変わらない状態が続くと、Lift-Bitは「退屈して」勝手に変形し始める。

マサチューセッツ工科大学(MIT)にも所属しているラッティは、未来のインテリアデザイナーは、人がどう空間を使うかに合わせて家具をつくるようになるだろうと語る。「デザインは」と彼は続ける。「個人個人に合わせたスペースをつくることができます。人々の欲求やニーズに合わせてね」

Lift-Bitは、2016年4月12日〜9月12日に開催される「第21回ミラノ・トリエンナーレ」に出品されることになっている。またこのインターネットにつながるスツールの開発には、スイスのデザイン会社Vitraが協力している。

Lift-Bitには、ブルー、ミントグリーン、レッド、イエローの4色があり、現在サイトで事前予約を受け付け中。価格は送料・税別で799ユーロ(約9万9,000円)。18個のスツールでできたキングサイズのベッドは1万2,000ユーロ(148万円)だ。

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