10日、韓国メディアによると、中国在住の韓国人慰安婦被害者ハ・ソンスクさんが、事故のため入院していた湖北省武漢市内の病院からソウル市内の大学病院に移送された。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は飛行機の翼。

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2016年4月10日、韓国・YTNによると、中国在住の韓国人慰安婦被害者ハ・ソンスクさん(89)が、事故のため入院していた湖北省武漢市内の病院からソウル市内の大学病院に移送された。

韓国の女性家族部は、「2月中旬に階段で転倒し、肋骨(ろっこつ)や骨盤を負傷するなどの重傷を負ったハさんをソウル中央大病院に移送し、治療を始めた」と明らかにした。

韓国国籍のハさんは中国で医療費受給制度を受けることができず、1日平均150万ウォン(約14万円)を超える治療費用の工面に苦労していた。女性家族部は、ハさんのけがの治療費用はもちろん、長期治療が必要な場合は療養所などでの入院治療にかかる費用も支援する方針だという。

韓国忠清南道瑞山出身のハさんは17歳の時に旧日本軍の慰安婦として連行され、中国武漢などで8カ月間過ごした。終戦後も「故郷の人たちに合わせる顔がない」との理由で韓国に戻らず、中国で暮らしていた。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「いつも余計なことばかりする韓国の女性家族部が久しぶりに良い仕事をした!」
「力の弱い祖国のせいで苦労しただろう…」
「慰安婦合意で被害者らを苦しめた韓国政府。いまさらそのようなことをしても、被害者らには何の気休めにもならない」

「1日も早く、日本が被害者らに謝罪することを願っている」
「日本は被害者らがこの世からいなくなる日まで、謝罪も賠償もせずに耐えるつもりか?」

「韓国は今、選挙シーズンだから…」
「ハさんを韓国に連れてくるのはいいけど、慰安婦被害者らを政治に利用するようなことはしないでほしい」(翻訳・編集/堂本)