人気バリスタや世界チャンピオンも登場!神田でコーヒーの飲み比べイベント開催

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豆の産地や焙煎の方法、抽出のテクニックなどで、お店によってコーヒーの味はいろいろ。コーヒー好きにとって、老舗の純喫茶が多く、本物のコーヒー文化が根付いている神田エリアは、ちょっと特別な街なのかも。

そんな神田錦町にある「テラススクエア」では、2016年4月23日(土)と24日(日)の2日間にわたって、「COFFEE COLLECTION around KANDA NISHIKICHO 2016 Spring(コーヒーコレクション・アラウンド・神田錦町 2016 スプリング)」を開催する。

イベントには、コーヒー豆の生産地域や、生産処理方法がはっきりしている注目の「シングルオリジンコーヒー」の専門店が各日5店ずつ登場し、全店舗が同じ道具を使って、厳選した1種類のコーヒー(1杯400円)を提供。同じ条件でコーヒーを淹れるので、選んだ豆や焙煎方法などによる味の違いがより体感できるのだとか。

「普通のコーヒーイベントでは、それぞれに好きなコーヒーを選ぶスタイルが一般的ですが、こちらでは全店の味を飲み比べることができるテイスティングセット『5cups TICKET(5カップス・チケット)』(1000円)があるので、一度に味わうことができます。色の違いや香りなど、同じコーヒーでも全く違うことがわかるので、楽しいですよ」と、実行委員会の河原田さん。

「5 cups TICKET」は、1杯約90ccという少量のカップで提供されるけれど、前回2015年秋に初開催されたときも大好評だったそう。テイスティングセットを確実に手に入れたいなら、公式HPから各日250枚限定で販売される前売券を購入したほうがいいかも。
登場する店舗は、全部で9店舗。中でも、1店だけ2日間連続出店する地元・神田錦町の「GLITCH COFFEE & ROASTERS(グリッチ コーヒー&ロースターズ)」は、バリスタ世界チャンピオンのポール・バセット氏に師事したバリスタの鈴木清和さんが代表を務めるコーヒースタンド。

イベントでは、この鈴木清和バリスタと、ノルウェーの老舗コーヒーバー海外第1号店「FUGLEN TOKYO(フグレン トウキョウ)」の小島賢治バリスタ、さらに最上級のコーヒー豆を使った北欧スタイルのカフェ「TRUNK COFFEE(トランク コーヒー)」の鈴木康夫バリスタが焙煎したイベント限定のこだわり豆も販売する。

人気店バリスタ3人の焙煎した豆が50gずつ3パック入った「ROASTERS SELECTION(ロースターズ セレクション)」(2000円)は、公式HPから予約をすれば、会場で渡してくれるそう。人気の高いセットなので、気になる女子は早めに予約を。


4月23日(土)の11時30分、14時、16時からは、太い注射器のような形の抽出器具を使って空気の力でコーヒーを淹れるという「エアロプレス」の世界チャンピオン、佐々木修一さんによるコーヒーセミナーも開催される。プログラムは各回90分で、定員は12名まで。

また日本ハンドドリップチャンピオン、尾籠(おごもり)一誠さんによるコーヒーを簡単に美味しく淹れるセミナーも4月24日(日)の同時間帯に開催。


また、イベントにはコーヒー店のほかに物販ブースも登場。世界のコーヒー生産国から届いたコーヒー豆運搬用の麻袋を丁寧にバッグに仕立てたショップ「KISSACO(キッサコ)」のトートバッグなどが並ぶ。

さらに、新刊書や古書、洋書など約500冊を載せた移動式の本屋「BOOK TRUCK」も登場。会場内には座れるスペースがあるので、コーヒーを飲みながら本を読む楽しさも味わえる。

「会場では、神田エリアの喫茶店や新しいコーヒー店の情報を集めた『コーヒーマップ』も配布しています。近くには神保町の古書店街などもあるので、このマップを片手に街歩きを楽しんでいただければ」(同)

神田に世界最高峰のコーヒーが集まる特別な2日間。イベントをきっかけに、コーヒーの奥深い魅力と神田周辺エリアのコーヒー文化にふれてみては。