ほんの少し自分を律することで、人間関係の摩擦を減らす行動心理学4選

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 どうしてあの人はわかってくれないんだろうと、ストレスをためてしまい、人間関係に亀裂が走ってしまうことがあります。他人を変えるのは難しいですが、自分自身を変えることは可能なはず。ちょっとした習慣を意識するだけで変わるとすれば、やってみる価値はありますよね。そこで今回は、ほんの少し自分を律するだけで、周囲の反応が大きく変わる行動心理テクニックを紹介します。

■テクニック1 メモを取るだけでデキる人に早変わり!
 パソコンで会議などの議事録をとる人が多いですが、ノートにメモを取るという行為はとても重要。仕事上のミスを犯さないためだけでなく、話のポイントとなる点をメモしようとすることで、必要な情報とそうでない情報を頭の中で整理することができるのです。さらに、あなたの話をしっかり真剣に聞いていますよ、という姿勢を示すこともでき、相手に対して好印象を与えられるのです。

■テクニック2 誰からも好かれるには誰をも好きになって
 みんなから好かれたい、尊敬されたいという気持ちは誰もが持っていますよね。しかし人間には好き嫌いがあるため、どうしても性格の合わない相手もいるもの。そのため、すべての人に好かれるのは難しいでしょう。それでも好かれたいと思うのなら、まずは自分から相手を好きになるようにしてみましょう。なぜなら「好意の返報性」の理論からすれば、相手を認めることで自分も認められるからです。そうすれば人間関係の摩擦も少なくなるはず。

■テクニック3 落ち込んだときこそ、早めに手を打つべし
 人からネガティブなことを言われると、萎縮してしまい、さらに落ち込むことってありますよね。しかし、1つの出来事に感情的になり動揺してしまう人は、仕事もうまくいかず、収入もなかなか上げられません。心が乱れてしまうと、すべてのリズムが崩れてしまいます。そのような時は、すぐに手を打つことが大切。動揺が小さいうちに対処したほうが落ち着きを取り戻す時間も短くて済みますし、冷静に対処することで解決策が見えるからです。落ち込んだ時こそスピードが命なのです。

■テクニック4 相手へのイライラは深呼吸で50%抑えられる
 ケンカや言い合いの原因は、つまらないことが多いもの。後から冷静になって考えると「なんであんなことを言ったんだろう」と不思議に思うことも少なくありません。「売り言葉に買い言葉」という表現がありますが、心理学では「クロス・コンプレイニング」と言われ、事態をどんどん悪いほうにしてしまいます。そこで、ムッとしたらまずはひと呼吸を置いてみましょう。感情にまかせた反射的な反応がなくなり、怒りも半減するのです。

 人間関係は写し鏡のようなもの。相手にイラッとする部分があるとしたら、実は自分の中にある欠点だったりすることも少なくありません。自分の欠点を直すために少しだけ努力をすることで、自分自身だけでなく、あなたの周囲の人達の反応もポジティブなものに変わっていくはず。人を動かそうとするなら、自分を変えることのほうが近道なのかもしれませんね。
(脇田尚揮)