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デジタル広告におけるモバイルの重要性はもはや説明する必要はないが、モバイル広告の比率が2020年には76%に達し、モバイル端末向けに作成したモバイルネイティブが主流になるという調査結果がFacebook子会社によって報告されている。

これは4月5日に発表された米Facebookのモバイル広告ネットワーク事業であるAudience NetworkがIHS Technologyと共同で行った調査「The future of mobile advertising is native」の結果によるもので、調査対象は欧米やアジア太平洋など25カ国のパブリッシャー、アプリ開発者、広告代理店、音楽サービス、広告ネットワーク、ベンダー。

同調査によると、2020年にはすべてのデジタル広告のうちモバイル分野が占める比率は75.9%に達し、市場規模は845億ドルに達するという。

モバイル広告のうち、モバイルディスプレイ広告の63.2%がモバイル端末向けに作成したネイティブ型になり、市場規模は530億ドルになると見ている。FacebookやInstagramなどのアプリで表示されるアプリ内ネイティブ広告は今後も売り上げ面では牽引するが、Audience Networkのように外部のパートナーが運営し、アプリ内で提供するサードパーティのアプリ内ネイティブ広告の成長率がこれを上回ると予想している。

サードパーティは年平均成長率70.7%で成長し、2020年には全体のモバイルディスプレイ広告市場である89億ドルの10.6%を占めると見られている。

なお、Audience Networkによると、ネイティブ広告と標準のバナー広告を比較した場合、ネイティブ広告のほうがユーザーのチャーン(乗り換え)や広告疲れが少ないという。リテンション(維持)率は最大3倍、eCPM(広告1000回表示当たりの収益)は最大2倍など、高い効果が得られているとしている。

(末岡洋子)