ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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最新のFIFAランクが発表され、2018ロシアワールドカップ・アジア3次予選組み分け抽選のポッドが見えてきました。第1ポッドがイラン、オーストラリア、第2ポッドが韓国、日本、第3ポッドがサウジアラビア、ウズベキスタン、第4ポッドがUAE、中国、第5ポッドがカタール、イラク、第6ポッドがシリア、タイになりそうです。

それぞれのポッドでどちらがイヤか。

まず第1ポッドでは、僕はイランのほうがイヤです。アジアランク1位の強さもありますが、イランのアウェイは中東ですし、環境も特殊なのでより注意が必要です。

第3ポッドでは、僕はサウジアラビアのほうがイヤです。ウズベキスタンも確かに強いし、身体の強さはサウジアラビアよりあるかもしれません。でも、サウジアラビアのほうが直前の情報を得にくい。入国すら大変ですから、できれば対戦を避けたいところです。

第4ポッドでは、僕はUAEより中国を避けられればいいと思います。国内リーグが活性化すると、必ず代表チームも強くなります。世界のスターと日常的に対戦するのが選手を成長させるのは、Jリーグがスタートしたときの日本と同じでしょう。

第5ポッドのカタールとイラクは、一見するとロシアの次のワールドカップ開催を控えるカタールのほうがイヤかもしれません。ですが、イラクはアジアカップで優勝したこともある、国としては底力のあるチーム。前回のワールドカップ予選での対戦でも、楽に勝てた相手ではありませんでした。

第6ポッドは、できればシリアと対戦したいところです。2次予選で対戦しているので情報は十分持っています。タイと対戦することになると、チームの情報はもちろん、気候などについてもう一度調べる必要があります。

そしてもう1つ心配なのは、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の「縦に速い」サッカーにどこまでバリエーションを持てるかということです。中東や東南アジアで消耗の激しいサッカーをすると、後半一気に足が止まる可能性があります。状況に応じて柔軟にシステムを選択できるか。監督の手腕が問われるところでしょう。