東京ディズニーシー「ビッグバンドビート」 ©Disney

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東京ディズニーシーで大人気の「ビッグバンドビート」が、2006年7月の公演開始から、初めてショー内容やコスチュームを一部変更してリニューアル!

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リニューアル前の最終公演の日には座席を求めて、開園直後から長い列ができるなど、変わらぬ人気のレビューショー。

ビッグバンドの迫力ある演奏や、シンガーの美しく力強い歌声、そしてこれまでのミッキーマウスの迫力のドラム演奏はそのままに、新しいキャラクターや新コスチュームなどが加わったショー内容を詳しくご紹介します!

ココが変わった! 新コスチュームやバンドマングーフィーの雄姿が!

早速、気になる今回のリニューアル後の変更点をご紹介。大きく分けると下記の4つになります。

(1)バンドマスター(指揮者)のグーフィーが登場
(2)ミッキーマウスとミニーマウスのコスチュームが一部場面で変更
(3)ミッキーマウスとミニーマウスがリズミカルなダンスを披露するシーン追加
(4)キャラクターたちが勢ぞろいするシーンが追加

特に(1)に関しては、同ショーのクリスマスの期間限定の特別版には、サンタ姿で登場していたグーフィーですが、今回からはレギュラー出演になりました。

その長身を活かした迫力のバンドマスター(指揮者)シーンを披露してくれます。

いつもはおとぼけキャラクターの彼ですが、ここでは全く違った一面を魅せてくれます。

そして今回はミッキーマウスとミニーマウス、デイジーの衣装が一部変更になりました。

これまでとは違う妖艶な衣装のミニーや、ミッキーの新タキシードの新コスチュームと、リズミカルなダンスを披露するシーンが新しく加わりました。

これまでの「ビックバンドビート」では意外にも揃って登場するシーンはフィナーレシーンだけでしたので、ミッキー&ミニーファンには嬉しいシーンが追加されています。

ショーの流れはここが変更に。過去のシーンと比べてみました

大まかな変更部分は上記でご紹介しましたが、これまで大人気を誇っていた同ショー。

やはりどこが細かく変わったのか気になりますよね。そこで変更箇所がわかる様に、リニューアル前後の内容を記載してみました。

<シーン1>

過去シーン(1)「スイングしなけりゃ意味がない(It Don't Mean a Thing)」
・オープニング、男性シンガーが2人登場
・下からミッキーが女性ダンサーと登場(白いタキシード姿)
・シンガーのトーク

<シーン2>

過去シーン(2)「ブルース・イン・ザ・ナイト(Blues in the Night)」
・パープルドレスの女性シンガーソロ

【ここが変わった!】

このシーンが新曲「Night And Day」(新曲)の女性シンガーの美しい歌声に変更。

今回は舞台の中央に花道があり、そこから登場します。

<シーン3>

過去シーン(3)「チャタヌーガ・チュー・チュー(Chattanooga Choo Choo)」
過去シーン(4)「タキシード・ジャンクション(Tuxedo Junction)」
・舞台が暗転。左側にいる2名の男性ダンサーが電車の音をタップダンスで表現
・駅でのシーン。右側には電車が
・男性女性シンガー

【ここが変わった!】

これまでの駅のシーンから、舞台は街へ。

お洒落をして集まってきた人々が集い、新曲「Take the ‘A’ Train」に変更。

男性シンガーとともに歌い踊ります。

続いての曲は「The Lady Is A Tramp」(新曲)。

男性シンガーと女性シンガーが2人で歌い上げます。

<シーン4>

過去シーン(5)「ジャズ・ベビー(Jazz Baby)」
・マリーが幕裏から登場。ネコダンサーと共演。

過去シーン(6)「リトル・ジャズ・バード(Little Jazz Bird)」
・デイジーが舞台下から登場。男性ダンサーと共演。

過去シーン(7)「アイ・ラブ・ピアノ(I LI Love the Piano)」
・ミニーマウスが登場。ピアノのステージ前でミニーがダンス。
・途中でマリー、デイジーも登場。
・マリーが「ネコ踏んじゃった」を演奏(音源)

過去シーン(8)「イン・ザ・ムード(In the Mood)」
・男女シンガー勢ぞろい。
・サックス、トランペットなどのソロプレイ
・全員が静かに真ん中に集まるシーンなど

そして曲終了後、バンドメンバーをシンガーが紹介するのですが、このあとのキャラクターのシーンが大幅に変わりました。

キャラ登場シーンが大幅に変更!

【ここが変わった!】

今回、この今までの(5)から(8)のシーンがガラッと変更に。まったく新しいイメージのショーになりました。

■グーフィーのシーン

「savoy」(新曲)。バンドの演奏が始まるとグーフィーか指揮棒を持ってバンドに向かいます。

そしてグーフィーが指揮棒を振ると「jumpin'jive,Bugle call Rog」(新曲)の演奏がスタート。アップテンポの楽しいナンバーが流れます。

■デイジー
デイジーはアップテンポな「Diga Diga Do」(新曲)で登場。。男性シンガーと女性ダンサーとともに華やかなステージを披露します。


■ミニー、ミッキー
続いてはミニーが可愛らしい白のローブを羽織って登場。「Cheek to Cheek」(新曲)をロマンティックな歌声で披露します。

■キャラクター勢ぞろい!

「Four Brothers」(新曲)が流れ、シンガーのコスチュームがシルバーやブラックで統一。

出演者の一部は客席にも登場し、最後にはキャラクターが勢ぞろいします。

途中でキャラクターが揃うシーンはこれまでには無かった場面ですね。

<シーン5>

過去シーン(9)「オール・オブ・ミー(All of Me)」
・バンドメンバー紹介後に男性シンガーのソロ

【ここが変わった!】

おなじみのバンドメンバーの紹介シーン。

しかしこの場面は毎回公演ごとにナンバーが変わるとの事。これは何度見ても楽しめますね!

<シーン6>

過去シーン(10)「シング・シング・シング(Sing Sing Sing)」
・ミッキーのドラムが登場、男性ダンサーのタップ
・ミッキー&ドラム同士のセッションシーン
・ミッキーはドラムを降りてダンス。再びドラムへ。
・幕が降り、カーテンコール

<シーン7>
・ミニー、デイジー、グーフィーの紹介。最後にミッキーの紹介。
・フィナーレ

この最後のミッキーのドラム演奏場面はこれまでの興奮はそのままに、コスチュームも新たになったミッキーは一層パワーアップした雄姿を魅せてくれます。

そして、最後のカーテンコールの場面では15周年のメインテーマがアレンジされて演奏されます。

これまでの人気シーンはそのままに!

これまでも大きな人気を誇っていた同ショー。

リニューアルは楽しみであるとともに、「以前より変わってしまうのではないか…」という不安もありますよね。

しかしながら、今回は以前の人気の場面であったミッキーのバンドのソロシーンやセッションなどはそのままで、相変わらずのクオリティの高さを保ってくれています。

全体的にシンプルに、キャラクターのセリフは増えましたが、全て英語の落ち着いた雰囲気になりました。

どちらかと言うと大人向けの雰囲気に仕上がった感じです。

そして各キャラクターが一斉に集う最後のカーテンコールの場面。

ここは15周年のメインテーマのアレンジが加えられており、アニバーサリーの雰囲気いっぱいでフィナーレを迎えます。

大人も子供も楽しめる、非常にバランスのいいこの「ビッグバンドビート」。

昔からのファンの方も、今回初めて見る方も、幅広いゲストに楽しんでもらえるレビューショーは更なる進化をとげました。

2006年7月のディズニーシー5周年の時の公演開始から、約10年。

変わらぬ人気とクオリティを保っていた人気の「ビッグバンドビート」が更にパワーアップして帰ってきました!

「ビッグバンドビート」
公演場所:アメリカンウォーターフロント ブロードウェイ・ミュージックシアター
公演時間:約30分(1日3〜6回公演)
出演者数:41人(バンド13名含む)
出演キャラクター:ミッキーマウス、ミニーマウス、グーフィー、デイジーダック
※観覧は抽選による座席指定(実施しない日もあります)

(写真撮影 / MezzoMiki)