■白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第2回
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

グリップの握り方(1)

 グリップはクラブと体を結ぶ唯一の接点です。ここが間違っていると正しくクラブを振ることはできません。ゴルフのスイングで大切なことは見た目がきれいに見えることです。"見た目さえよければいいのか"と疑問に思う人もいるかもしれませんが、きれいに見えるということはスイング軌道が安定しているということ。これが止まっているボールを打つゴルフの特徴のひとつなのです。

 正しくクラブを握ることがきれいなスイングへの第一歩です。特にビギナーの方は最初に変な癖をつけてしまうことが最も危険。初めは違和感があるかもしれませんが、徐々に感覚に慣れてきます。

 特に大切なのは左手のグリップです。(右打ちの場合)右手は左手に合わせるように握れば、いいだけです。ポイントは左手の小指、薬指、中指の3本の指でしっかり握ること。もっと言えば、小指に最も力を入れて、親指に向かって徐々に握る強さが弱くなるようにします。

 また、ゴルフのグリップには大きく分けて3つの握り方があります。インターロッキンググリップ、オーバーラッピンググリップ、ベースボールグリップです。今回、白石さんに実践してもらった握り方はインターロッキンググリップです。左手の人差し指と右手の小指を絡めるようにして握るグリップで、左右の手の密着度が強まるメリットがあります。

 3つの中のインターロッキンググリップとオーバーラッピンググリップが、プロゴルファーの世界でも主流となっています。実際に私もそうなのですが、以前はオーバーラッピンググリップで握るプロが最も多くいました。どちらが良い悪いではなく、ゴルフをはじめるときに覚えたグリップで、そのまま続けるケースがほとんどなのです。それがタイガー・ウッズ選手や石川遼選手がインターロッキングで握っていたこともあり、今はプロの世界でもインターロッキングのほうが多いかもしれませんね。

 インターロッキンググリップのほうが、左右の手の一体感が強くなるので、これからゴルフを始めるという方にはインターロッキングをおすすめしています。ベースボールグリップは力の無い人が握るマイナーな握り方です。それでは具体的に正しいグリップの仕方を説明していきましょう。

●手のひらではなく、指で握る

 ビギナーにありがちなのが手のひら側でクラブを握ること。クラブは指で握るのが正しいグリップ。

●左手親指のポジションに注意

 自分から見てグリップの中心(メーカー名の文字が目安)よりも右側に左手親指がくるように握る。右手は左手に合わせるだけでいい。

●左手小指側を最も強く握る

 右手の小指と左手の人差し指を絡めるようにして握るインターロッキンググリップは、左右の手の一体感が高まる効果がある。

●グリップエンドは少し余らせて握るのが正解

 グリップエンドギリギリに握らずに、少し余らせて握るのがポイント。ギリギリに握るとスイングしたときにクラブが暴れやすくなる。

●インターロッキンググリップがおすすめ!

 右手の小指と左手の人差し指を絡めるようにして握るインターロッキンググリップは、左右の手の一体感が高まる効果がある。

【レッスンを終えて】
 グリップが大切なことはよくわかりました。最初は違和感はありますけど、これが上手くなるために必要なことなら、我慢してでも慣れていこうと思います。「左手の小指が最も力を入れて、徐々に力を弱くする」という表現はとてもわかりやすかったです。力を入れすぎちゃダメな指もあるんですね。(白石あさえ)

■内藤雄士プロフィール
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

■白石あさえプロフィール
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たし、2016年1月発売の週刊プレーボーイ6号で披露したパーフェクトボディが注目を集める。学生時代はバスケットボールをしていたというスポーツウーマンで、普通免許のほかに大型自動二輪免許も持っている。華奢な見た目からは想像がつかないアクティブな一面を持つ彼女だが、ゴルフはクラブを触ったことがある程度という全くの初心者。「ゴルフはやってみたいと前々から思っていました。今回の企画を通して、コースデビューすることが楽しみです」。身長:164僉B:94 W:60 H:88 血液型:A型

取材・文●出島正登 text by Ideshima Masato