8日、韓国・KBSによると、近年、海外の美術市場で韓国の美術品の人気が高まっている。これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は絵筆。

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2016年4月8日、韓国・KBSによると、近年、海外の美術市場で韓国の美術品の人気が高まっている。

4日、香港で開かれた美術品の競売で、韓国の抽象美術の先駆者である故・金煥基(キム・ファンギ、1913〜1974)画伯が1970年に完成させた作品が、48億6750万ウォン(約4億5490万円)で落札された。これまでの韓国美術品の競売最高額は、昨年10月の香港競売で落札された同画伯の別の作品で47億2100万ウォン(約4億4120万円)だった。わずか6カ月で記録を更新したことになる。この他にも、韓国の抽象画家5人の競売での落札総額は1年で7倍に跳ね上がっており、美術品の競売総額が初めて世界トップ10に入った。

これについて、韓国の美術評論家は「長い時間をかけて続けてきたことが独自の美学として確立した、歴史的な快挙」と述べている。韓国美術は、同じアジア圏の日本や中国の作品と比べるとまだまだ評価されておらず、今後のさらなる躍進が期待されている。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「素晴らしい。これまでの努力に賛辞を送りたい」

「作品が評価されるというより、抽象画を描くという行為につながる哲学に重点が置かれていて、それが評価されていると思う」

「作品性も優れているけど、政治的な部分も大きい。マーケティングと政治力が出会ったらより高価な作品も作れる」

「お金にならないのなら韓国に芸術なんて必要ない」

「美術さえも価格が上がれば大喜びの韓国…。金に狂ってるんだな」

「選挙シーズンだから、資金の流れと関係してるのでは?(※韓国では今月13日に総選挙を控えている)」

「美術に『躍進』とは…美術だけは汚れのない純粋な創作領域として残してほしい」(翻訳・編集/松村)