香川の先制ループ弾もシャルケとのレヴィア・ダービーはドロー決着《ブンデスリーガ》

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▽ブンデスリーガ第29節シャルケvsドルトムントの“レヴィア・ダービー”が10日にヴェルティンス・アレーナで行われ、2-2で引き分けた。シャルケの内田は負傷で欠場し、ドルトムントの香川はフル出場し、49分に先制ゴールをマークしている。

▽前節インゴルシュタットに0-3で惨敗したシャルケ(勝ち点44)は、4位から7位に転落。とはいえ、4位ボルシアMGとは1ポイント差とCL出場権獲得の可能性は十分。そのシャルケはインゴルシュタット戦のスタメンから5選手を変更。チュポ=モティングやディ・サント、マックス・マイヤーらがベンチスタートとなり、フンテラールやベルアンダ、ホイビュルクらが先発に復帰した。

▽一方、前節ブレーメン戦を香川のゴールなどで3-2と競り勝ち、3連勝とした2位ドルトムント(勝ち点67)は、首位バイエルンを5ポイント差で追走。そして、クロップ監督の凱旋試合となったELリバプール戦は1-1で引き分けた。ハードな戦いを強いられた3日前のリバプール戦のスタメンからトゥヘル監督は大幅に8選手を変更。ロイスやオーバメヤン、ムヒタリャンら主力をベンチスタートとし、今季最初のダービーでゴールを挙げていた香川が先発に復帰した他、プリシッチやライトナーといった控えメンバーを送り出した。

▽共に[5-2-2-1]の布陣を採用した中、球際に激しく当たるダービーらしい展開で立ち上がっていく。主導権争いが続く中、徐々にポゼッションを高めていったドルトムントは、香川と共に2シャドーの一角に入ったプリシッチがバイタルエリアでボールを受けてアクセントを付けていく。

▽それでも、なかなかシュートに持ち込めない中、ドルトムントは23分に決定機を演出。アドリアン・ラモスが潰れて流れたルーズボールを拾ったプリシッチがボックス右へ抜け出してシュート。しかし、わずかに枠の左へ外れた。

▽劣勢のシャルケが33分にL・ザネのミドルシュートでゴールに迫った中、ドルトムントはシャヒンや香川を軸に攻撃を組み立てにかかったが、シャルケを崩しきることはできない。すると40分、シャルケに決定機が訪れる。ベルアンダのスルーパスに抜け出したカイサラがボックス右へ侵入。シュートを放ったが、わずかに枠の左へ外れた。ミラーゲームとなり拮抗した前半はゴールレスで終了した。

▽後半頭からシステムを変更せずにフンメルスに代えてムヒタリャンを右サイドに投入したドルトムントは、開始4分に均衡を破る。決めたのは香川。ライトナーとのワンツーを敢行した香川がヒールパスを受けてボックス手前右からループシュート。これがゴール左へ吸い込まれた。

▽香川のダービー連発で先制したドルトムントだったが直後の51分、分厚い攻めを見せたシャルケがすかさず追いつく。ボックス右のカイサラのクロスをGKビュルキが弾いたところをL・ザネが詰めた。

▽前半とは一転してオープンな展開となる中、53分にムヒタリャンの直接FKでGKフェールマンを強襲したドルトムントは、55分に勝ち越す。右サイドからのムヒタリャンのFKが壁に当たってコースが変わると、コラシナクのマークを外したギンターがヘディングで押し込んだ。

▽再び追う展開となったシャルケは59分にカイサラに代えてマックス・マイヤーを投入。すると64分、L・ザネのスルーパスに抜け出したフンテラールがボックス内でパパスタソプーロスに倒されてPKを獲得。これをフンテラールがゴール右へ決めて再び試合を振り出しに戻した。

▽2-2となって次にゴールに近づいたのはドルトムント。71分、ボックス右のプリシッチの折り返しに香川が合わせる決定機を迎えるも、GKフェールマンのセーブに阻まれた。勝ち越したいドルトムントは73分に2枚代えを行い、プリシッチとライトナーに代えてオーバメヤンとギュンドアンを投入した。

▽終盤にかけては互いにゴールを目指すオープンな展開で推移したものの、決定打は生まれずにドローで終了。ドルトムントは残り5試合でバイエルンとの勝ち点差が7に広がってしまった。