「紫外線量が多い季節だから、ちゃんと塗って出かけています!」という人が男女問わず増える中、意外と間違った使用している人が多いことをご存じですか?
さらに、塗り方ひとつで効果が減少することもあるんです。
そこで、せっかく外出前にひと手間かけて塗るクリームを、より効果的にするために、正しい使い方を知って、ムラ焼けをなくしましょう。

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皮膚、目、免疫系へ急性もしくは慢性の疾患を引き起こす可能性がある紫外線


UVカットクリームの選び方

コンビニにも、ドラックストアにも数々のUVカットクリームやローションが売っていますね。
でも、「何を選んだらいいだろう?」と、迷ってしまう人も多いと思います。
そこでまずは、タイプの違いと長所短所を並べてみます。
●クリームタイプ
【長所】 市販されているなかで一番多いタイプ。保湿力があり、乾燥肌の人やスキンケア効果のあるものも。
【短所】 オイリー肌の人は長時間の塗布は☓。さらに落とす時にも注意が必要です。
●ローションタイプ
【長所】 UVを意識せずデイリーに使えるタイプ。敏感肌の人にオススメ。
【短所】 クリームに比べて落ちやすいので、アウトドアには不向き。
●スプレータイプ
【長所】 手を汚さないので、塗り直し時には非常に便利。
【短所】 ムラになりやすいので、これだけに頼らないようがよい。
まずは、用途、自分の日々の生活など、使うタイミングで使い分けが必要です。


UVカットクリームは塗り方が大事!

「毎回ムラに日焼けしてしまう」、あるいは「ちゃんと塗ったのに、日焼けしてしまった」といった経験ありませんか?
そうした人たちに意外と知られていないのが、UVカットクリームの正しい塗り方です。
実は「手のひらに出して、両手に伸ばして塗る」 ←これが大間違いなのです!
この塗り方だと、ほとんどが手に吸収され、塗りたいところに塗布できていません。
正しい塗り方を知ることも大切ですし、UVカットクリームのなかには高価なものもあるので、無駄にしたくないですよね。
まず、〈顔の場合〉を説明しましょう。
商品に書いてある適量を手に出し、(この時に500円玉と表記されていたら、それは少し多め。
用法に書かれている量は意外と多いので調節してくださいね)顔の5カ所に置きます(画像参照)。
次に、5カ所のクリームを、擦り込まないよう丁寧に伸ばしていきます。
【ここでの注意ポイント!】
お肌には毛穴があり、さらに凹凸があります。そのため強めの力で伸ばすと、凹みには入るけど凸部分は取ってしまうので、丁寧に伸ばしすことが大事。
一回で全部を塗り切ろうと思わずに、このように5カ所に分けることでその場所に塗らなければいけない「分量」がわかるので、最初に「5カ所置き」を覚えておくとよいですね。あくまでも一カ所の分量は、そこだけに塗り切りましょう。

顔の5カ所に置き、丁寧に伸ばしていきます


体の塗り方

次は体です。日の当たることの多い腕などに直接クリームを出します。
それを片手の指先で丁寧に伸ばしていきます。ただし、お顔と同様、凹凸があることを考え擦り込まないようにします。
このとき、クリームを塗った部分が白くなることを恐れて、しっかり擦り込んだほうがよいと思っている方が多いですが、これが間違い!
さらに、慌てていたりすると、手のひらに取って両手で伸ばして、ガシガシ塗りこみがちですが、これもNG。
塗っているつもりでいても、塗布量はかなり軽減してしまからです。
要は、一枚の薄いベールが肌にのっているようなイメージで丁寧に塗っていきましょう。

15分くらいで肌になじむので、多いかな?と思っても大丈夫


自分に合ったタイプを選択しましょう

紫外線の一番多い時間は11時から14時ということを理解して、自分に合ったタイプを選んでいきましょう。
【SPF・PAについて】
日常生活レベルであれば、SPF20・PA+程度で十分。11時から14時の紫外線量が多い時間帯に外にいる場合は、もう少し高めのSPF30〜40・PA++程度を。さらに、炎天下、マリンスポーツをする場合だけ、SPF50・PA+++がオススメです。
【ウォータープルーフについて】
SPFが高いタイプや、ウォータープルーフタイプを使った場合、しっかりクレンジングするように体を洗い、肌に残らないように注意が必要です。
加えて、強いクレンジングをした後のお肌は非常に乾燥しやすい状態になっています。しっかり保湿をして、乾燥やシワにならないように気をつけましょう。乾燥肌の人は特にしっかりケアが必要です。
最後に、【合わせ技一本!】についてもご紹介。
外出先で汗を拭いて、乾いた状態にしてからクリームタイプを塗り直して、手を洗って……って、かなり面倒ですよね。
そこで、私がオススメするのは、外出前にクリームタイプやローションタイプを丁寧に塗り、スプレータイプを持ち歩く……。これが、こまめに塗り直せるうえ、一番楽な方法!
この「出かける前」+「外出先では時々スプレー」という合わせ技一本を知っておくと、手間は軽減しますし、髪や頭皮にもスプレーすれば、紫外線対策はバッチリです。
紫外線量はtenki.jpのサイトからも確認できるので、ぜひ初夏、夏本番にかけて、正しい紫外線対策を実践してくださいね。

シミ・シワなど老化の原因になる紫外線