5日、オーストラリアの商人が中国市場の開拓に意欲的だが、中国人の雇用を重視していないことに専門家が「そんな都合のよい話はない」と指摘している。写真はオーストラリア・ブリスベン。

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2016年4月5日、オーストラリアの商人が中国市場の開拓に意欲的だが、中国人の雇用を重視していないことに専門家が「そんな都合のよい話はない」と指摘している。環球時報が伝えた。

オーストラリアの介護サービス業に従事する経営者らに講義した経済専門家の朱穎(ジュウ・イン)氏は、一人っ子政策の影響で高齢化が進んでいる中国で介護サービスは需要拡大が見込まれ、オーストラリアの関連企業も関心を寄せていると説明、中国市場で成功するには中国人を雇用する必要があると指摘した。

朱氏は、「オーストラリアでアジア系の名前を持つ求職者は書類選考の時点で不採用になる傾向が強い」と述べ、オーストラリアの企業がアジア系住民の雇用に消極的である現状を伝えた。実際、現地に住む華人の多くは職を得るために現地の名前を付けているという。こうした現状を踏まえ、「彼ら(講義に参加したオーストラリアの経営者)は中国市場にチャンスを見出し開拓したいと考えているが、多くの人は中国の知識がなく、中国に行ったことさえない人も少なくない。中国やアジアの市場で成功するには、その国の従業員を雇用するべき。状況に迫られてから動き出すのではなく、あらかじめその国の人を雇用し準備する人がある」と述べた。(翻訳・編集/内山)