目標と目的は似て非なるもの 後編【マインドフルネスでいまを生きる】

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さて、自分の行きたい先(目的)が分かって、目標を立てます。そうして、まずひとつ、目標を達成します。そのときには、もう、最初に目標を立てた場所とは違う場所に立っているわけです。そうなると、予定していた2つ目の目標が変わってくるかもしれません。
ドライブをしていても、最初はAのルートで行こうと思っていたけれど、景色も良さそうだし、渋滞もないし、やっぱりBのルートにしよう、なんてこともありますよね。
目標は、一度決めたら達成しなければならないもの、ではなく、臨機応変にそのときどきで変化していくものなのだと思います。そんなふうにしていると、もしかしたら最初に予定していた目的地とは違うところに行き着くかもしれません。でもそれって、とっても自然なことだとおもうのです。
たとえば、りんごの木を植えたとします。どれだけ世話をしても、りんごがいくつなるかは分からないもの。目の前のりんごの木をよく見て、りんごの木が必要としていることをくみとって、水やりをしたり、肥料を与えたり、虫を追い払ったり、精一杯できる限りのことをする。私たちができるのは、そこまでです。100個のりんごを目指しても、結果は50個かもしれないし200個かもしれません。その年に0個でも、次の年に500個実をつけるかもしれません。
自分に対しても、同じだと思うのです。自分は今、何を今必要としているでしょうか? ちゃんと見て、それを汲み取って、必要な物を自分に与えているでしょうか? 結果はいずれにしても未知ですから、思い悩むことはありません。
精一杯目の前のことに向き合いながら、目標は臨機応変に、その場その場で変えていく。自分ができることは、そこまでです。ひとりで頑張ってどうにかしよう、なんてそもそもが無理なお話なのです。肩肘張らずに、いきましょう。
今日の1枚:
どんなにがんばっても、花をむりやり咲かせることはできません。そして、ようやく咲いたと思っても、雨が降ってすぐに散ってしまうこともあります。でも、散った花もまた、美しいものですね。