6日、韓国・KBSテレビは、国連による事実上の制裁対象品目となっている大型LEDテレビを、北朝鮮が中国から大量に持ち込む現場をとらえたとして報じた。写真は中朝国境の丹東。

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2016年4月6日、韓国・KBSテレビは、国連による事実上の制裁対象品目となっている大型LEDテレビを、北朝鮮が中国から大量に持ち込む現場をとらえたとして報じた。来月に迫った党大会での贈答品として使われる見込みだという。

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KBSが報じた映像には、中朝国境・丹東の税関前を大型トラックが列を成し北朝鮮側に入って行く様子が収められている。積み荷は北朝鮮の「アリラン」ブランドのマークが付いた50インチのLEDテレビ。税関職員によると、申告のあった台数はこの日だけで5万台に上る。しかしなぜ、北朝鮮ブランドのテレビが中国から北朝鮮に運ばれるのか。これこそ、LEDテレビの生産能力を持たない北朝鮮が、中国製を北朝鮮製と偽って輸入している証拠だという。脱北者の証言などによれば、これらのテレビは、来月の朝鮮労働党大会に参加の党幹部らへの贈り物として用意されたものとみられる。

しかし、国連が採択した北朝鮮への制裁決議では、一般住民の救済につながらない品目はぜいたく品として規制対象となる。LEDテレビもこれに該当するが、実際にはこうして中国から簡単に北朝鮮に持ち込まれていることが判明した。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「北朝鮮にとっては中国製でも最高級なんだな」
「これだから習近平(シー・ジンピン)は信用ならない。彼は能力がないかうそつきかのどちらかだ」
「中国は大事な時にいつも北朝鮮の味方をする」

「中国政府が国際的な約束を守っていないことを広く知らしめるべき」
「中国人は2つの顔を持っている」
「中国はわれわれにとってもう一つの敵だ」
「テレビ内部にミサイルの部品が仕込まれていると思う」

「中国人のやり方はいつもこうだ。何も期待してない」
「たかがLEDテレビも作れない国がどうやって核ミサイルを作ってるんだろう?」
「50インチクラスを5万台も一度に買えるということは、まだいい暮らしをしてるな。もっと締め付けてやれ」(翻訳・編集/吉金)