最近、ひとりの生活に慣れてしまった「こじらせ未婚者」が増えていると言われていますが、実際はどうなのでしょう。

株式会社パートナーエージェントが新社会人になった女性たちに調査したアンケートによると、4人中3人は「結婚をしたい」と考えていることが判明。つまり未婚率の上昇は、本人の意志とは別のところに問題があるようです。そこで今回は、理想の結婚について、若者の実態を調査してみました。

子供はいらないという人はわずか2.1%。多くの人が結婚したら子供を……と考えているようです。

ちなみに1人目の出産希望年齢を尋ねたところ、「結婚から1〜2年で出産したい」と考えている女性が多く、結婚希望年齢と紐付けて集計した結果、1人目の子供を「結婚希望年齢+1歳で出産したい」という人が36.0%、「結婚希望年齢+2歳で出産したい」という人が20.2%であることがわかりました。

こうしてみると、結婚願望も出産願望もある女性が多いように思われますが、一方で現実社会では未婚率の上昇や少子化の進行が問題になっているようです。今回の調査でも、実際に社会問題として、「未婚率が上昇していることを問題だと感じている」という人は6割以上、「少子化が進んでいることを問題だと感じている」という人は80.7%という結果に。やはり理想と現実にはかなり大きな隔たりがあるようです。

ではそれらを解決すべき問題は何なのでしょう。

<未婚率を下げるために解決すべき問題>
・結婚後の金銭面が一番大切なこと
・出産・育児を経ると、元の仕事やポジションに戻れなくなる問題
・家事は夫婦でやるものだという考えが、結婚する世代だけでなく、両親世代にも浸透すべき
・無償の出会いの場をたくさん設ける
・結婚した人への待遇をよくする。子どもの教育にかかわる助成金を増加する
・定着できる仕事が少なくなってきているので、仕事の斡旋や保障も支援すべき

<少子化を食い止めるために解決すべき問題>
・若年層の低収入
・育児のしやすい環境やサービス
・男は仕事、女は家事をすべきだという考えを変えなければいけない
・保育所が不足している問題
・安心して子育てをできる環境を整えること。待機児童を減らすこと
・出産適齢期の人(特に女性)が金銭面、生活面共に安心して生活できる社会づくり
・育休や、女性の職場環境、育児環境の整備、保育所などの設備充実など子育てに関する部分の改善

やはり「結婚をしたい」「出産をしたい」という人には、社会的なサポートが必要で、安心して暮らせる環境を整えていくことは大きな課題のようです。一方で「結婚や出産は個人の自由」「ライフスタイルは自分で選ぶべき」と考える人に、その問題を強要してはいけないことも確か。幸せの形は人それぞれ。自分らしいライフスタイルを選ぶことが大切ですよね。