馬総統、釣魚台「台湾のもの」  主権問題で李登輝氏を暗に批判

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(彭佳嶼 9日 中央社)馬英九総統は9日、訪問先の離島・彭佳嶼で、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)について、ある総統経験者が以前、同列島を日本のものだと主張していたが、「なぜ日本のものになるのか」と李登輝元総統を暗に批判した。

馬総統は「(釣魚台列島は)当然、台湾のものだ」と強調。もし5月に発足する新政権が国と人民を愛しているのであれば、この主張は変えられないと述べ、退任後も同列島に対する関心はなくさないと語った。

彭佳嶼は台湾で最も釣魚台列島に近い島で、今回の視察は台日漁業取り決めの締結から10日で3年となるのに合わせて行われたもの。東シナ海問題の平和的解決を目指して馬総統が2012年に提唱した「東シナ海平和イニシアチブ」の記念碑の除幕式も開かれた。

馬総統が彭佳嶼を訪れるのは2012年以来2回目で、初訪問時には、東シナ海平和イニシアチブの実現に向けたアプローチとして、台湾、日本、中国大陸による3者対話の実施などを提案していた。

(謝佳珍/編集:杉野浩司)