資料写真=宜蘭県史館のデータバンクより

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(台北 9日 中央社)宜蘭県文化局は先月末、日本統治時代の1929(昭和4)年に建てられ、現在は戸籍を管理する戸政事務所などとして使用されている「旧羅東郡役所」を県の古跡に指定したと発表した。

羅東郡は1920(大正9)年に実施された行政区分の変更に伴い、宜蘭郡、蘇澳郡とともに設置された。だが、他の2つの庁舎はすでに取り壊され、県内に残されているのは羅東郡役所のみだという。同局はモダニズム建築が普及しつつある当時の建築様式を反映したものだとして、その歴史的価値を強調している。

文化局の関係者によると、旧羅東郡役所内にある戸政事務所などは移転する予定で、同局は今後、日本統治時代の姿を取り戻すため、増築部分の解体など修復工事を行うとしている。

(編集:杉野浩司)