混ぜても大丈夫?子どもの正しい薬の飲ませ方!

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小さい子どもは免疫力が弱く、病気がつきもの。気を付けてはいるものの、何かと病院に行く機会も多くなりますよね。しかし、病院で処方される薬は苦みがあるものが多く、嫌がる子どもは少なくありません。食べ物に混ぜて飲ませる方法が定番ですが、場合によっては悪影響が…。正しい薬の飲ませ方をまとめます。

●この飲ませ方はNG!

薬嫌いの子どもに飲ませる方法として、最もシンプルなのが、他の食べ物に薬を混ぜる方法。どうにかして飲ませようと、やってしまいがちですが、ミルクや母乳に薬を混ぜると、薬だけではなくミルクや母乳自体飲まなくなってしまうことも。薬の混ざった味を覚えてしまい、嫌いになってしまう恐れがあるのだとか。同様にお粥やうどんに混ぜる人もいますが、これらも食べなくなってしまう可能性が。薬で病気を治すどころか、栄養が足りなくなってしまうかもしれないので、注意したいところですね。

また水に溶けにくいドライシロップを砕いて細かくしたり、シロップをシャーベットにしたりすることは、はじめから飲みやすいようにされている味付けのコーティングが剥がれて、むしろ飲みにくくなったり、本来の効き目がなくなってしまうこともあります。自分の判断でやる前に、必ず医師に相談するのがポイント。また、何かに混ぜたものを複数回分作り置くこともオススメしません。成分が変質して効き目が薄れることもあるそうです。医師に相談したうえで、許可が下りたら、使うときに使う分だけ混ぜるようにしましょう。

●混ぜない飲ませ方もある?

何かに混ぜるだけでなく、子どもに薬を飲ませる方法はいくつかあるのだとか。例えば、粉薬を数滴の水でペースト状にし、頬の裏や上あごに塗るという方法。ただし、子どもは成長していくうちに吐き出すことを覚えるので、この方法は赤ちゃん限定にした方がいいかもしれません。シロップはなるべく口の奥に入れて、すぐさま水などで流し込むのがベスト。スポイトを使うのが理想ですが、洗いづらいため、スプーンなどで奥に流し込むママも多いようです。

●粉薬を混ぜるならこれがオススメ!

粉薬を混ぜるなら、牛乳やココアがオススメ。酸味が少ないというのがポイントのようです。薬は甘くコーティングされていますが、酸味のあるものと一緒に服用すると、そのコーティングが剥がれやすく、苦味と酸味のダブルパンチになってしまうのだとか…。オレンジジュースやスポーツドリンクなど酸味の強い物は、避けたほうがいいでしょう。ゼリーやプリン、アイスクリームなどの定番に加え、練乳やココアの粉と一緒に練って服用するのも◎。

ただし、薬の種類によっては、牛乳やアイスクリームなどに混ぜない方がいい場合もあります。薬を処方されたら、何の食材と混ぜても大丈夫なのか、医師に確認してください。

早く病気から回復して欲しい親心から、つい無理矢理飲ませてしまいがちな薬。しかし独自の間違った方法で、薬や病院嫌いをさらに強くしてしまう可能性もあります。なるべく子どもに負担にならない方法で、無理なく飲ませてあげましょう。

(文・姉崎マリオ/考務店)