9日、台湾の立法院の国防外交委員会が、「パスポート条例施行細則」から、パスポートにシールを貼ったりするなどの修正を加えることを禁止する条項を削除する決議を通過させたことに、中国メディアが反発している。写真は台湾。

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2016年4月9日、台湾の立法院(国会に相当)の国防外交委員会が6日、「パスポート条例施行細則」から、パスポートにシールを貼ったりするなどの修正を加えることを禁止する条項を削除する決議を通過させたことに、中国メディアが反発している。英BBC(中国語電子版)が伝えた。

台湾では近年、パスポートに印字されている「中華民国」の文字の上に「台湾国」と書かれたシールを貼り付けることが流行しているが、各国の入管で入国を拒否されたりするなどのトラブルが相次いでいる。

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は「このようなパスポート所持者が入国拒否に遭うケースが増えることになるだろう」と指摘した。

人民日報の海外版も「台湾政府がパスポートへの貼り付けに同意したことは、さらなる反発を招くことになる」とした上で、「パスポートの改変を認めるのであれば、身分証や自動車の運転免許証など、その他の法的文書の改変も許すということなのか」と疑問を呈した。(翻訳・編集/柳川)