アジア人は外国人の目にどのように「見分けられて」いるのだろうか。中東や東南アジアの国々の人びとは、日本人と外見が大きく異なるが、中国人と日本人は外見上の違いがあまり明確ではないため、外国人にとっては見分けがつかないケースも多いだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 アジア人は外国人の目にどのように「見分けられて」いるのだろうか。中東や東南アジアの国々の人びとは、日本人と外見が大きく異なるが、中国人と日本人は外見上の違いがあまり明確ではないため、外国人にとっては見分けがつかないケースも多いだろう。

 日本人と中国人を外見上で見分けることができなくても、行動を見ていれば外国人の目にも「どちらが日本人で、どちらが中国人か」が分かるようだ。中国メディアの太平洋網はこのほど、「マナー」によって中国人と日本人が見分けられている様子を紹介した。

 記事は、雑誌で見かけた話として、スペインのあるホテルでは「痰を吐かないで下さい」と中国語で張り紙がしてあったという事例を紹介。この注意書きは中国語でのみ書かれており、ほかの言語では書かれていなかったことから中国人客に向けた注意であることは明白だ。事実、中国では道端などで痰を吐き捨てる人が今でも多く、こうした習慣が国外を訪れた時にも出てしまったのだろう。

 一方、雑誌では「張り紙を見かけた中国人が、“痰を吐かない”との理由で、ホテルのスタッフに日本人に間違われたこと」が綴られていたと紹介。痰を吐くという行為の有無を通じて、スペイン人は「痰を吐くのは中国人、吐かないのは日本人」と判断していたと紹介した。

 さらに記事は、日本での出来事として、ある日本企業が約1万人もの学生を集めて大きなイベントを開いたと紹介。イベント終了後にはゴミが会場に落ちておらず、吐き捨てられた痰もなかったと紹介。イベント終了後の清潔な会場に対し、ある外国人記者が日本人の民度の高さを見て、「最も恐ろしいのは大和民族」と表現したと伝えている。

 これらの経験を通じて、記事は「1人1人の小さな行動が、国外では現地の世論に大きな影響を与える」と指摘し、中国人は民度を高めることが必要だと指摘。それには「日本人に学べば問題は解決するはず」と論じているが、日本人に学び、日本人と同じ行動が取れれば中国人の民度も向上したと評価されるだろうが、現実的に同じ行動を取れるかどうかが問題だ。

 北京五輪の開幕を間近に控えた2008年、北京市内の駅や空港では、パンダのキャラクターが「痰を吐かない。ゴミはゴミ箱へ」などと、北京市民のマナー向上のために忙しく働いていた。それから約8年が経過したが、中国人のマナーが向上した様子はあまり見られない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)