8日、環球網はロイターの報道を引用し、ベトナムが7日、中国が南シナ海に設置した深海石油堀削装置「海洋石油981」の撤去を要求したと報じた。資料写真。

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2016年4月8日、環球網はロイターの報道を引用し、ベトナムが7日、中国が南シナ海に設置した深海石油堀削装置「海洋石油981」の撤去を要求したと報じた。

10億ドル(約1090億円)を投じて建造された「海洋石油981」は2014年の中越対立の焦点となった。現在は南シナ海北部に移動しているが、ベトナムは「境界問題が決着していない」として管轄権が不明な海域での掘削計画の中止を要求。問題を複雑にする一方的な活動を停止するよう求めるとともに、中国が5日に供用開始式典を行った南沙(スプラトリー)諸島・渚碧(スビ)礁の灯台についてもベトナムの主権を侵害するとして強く非難した。

ベトナムが石油堀削をめぐって中国に抗議するのは今年に入って2回目。ある専門家は2年前に現地の民族主義者の反中感情が爆発して以降、ベトナムの米国寄りが顕著になったと指摘している。(翻訳・編集/野谷)