1万円台の最新スマホ「HUAWEI Y6」は、スマホに詳しい人もうならせる最強コスパなワケ

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格安スマホの魅力は、月々の料金が安いことや本体価格が手頃なモデルが多いという点だ。
つい最近まで「手頃なスマホ」は2万円前後だったのだが、ついに最新モデルで1万円台も登場してきた。

●HUAWEI Y6は1万5980円で買える最新スマホ
格安すぎる格安スマホを発表したのは、大手スマホメーカー「Huawei」(ファーウェイ)だ。
過去にも、3万円を切る価格でオクタ(8コア)コアを採用した「HUAWEI P8Lite」や、ダブルカメラを搭載した「honor6 Plus」など、多数の格安(SIMフリー)スマホを投入してきた。

今回発表したのは、ファーウェイにとって日本市場向けで初めてのローエンドスマホだ。
「HUAWEI Y6」というモデルで、スゴイのは販売価格だ。
なんと1万5980円(税別)で4月16日より発売される。

●1万円台とは思えない性能を持つスマホ
過去にも、1万円台の格安スマホは存在した。
しかし、
・LTEが利用できない(3G専用)
・ディスプレイの質が低い
・動作が緩慢

などの問題点があり、「使えるのは2万円台から」が常識だった。

今回発表された「HUAWEI Y6」はどうかというと、
・5.0インチ HD解像度IPSディスプレイ
・クアッド(4コア)コアCPU搭載
・LTE対応
・800万画素カメラ搭載
・GPS搭載
・テザリング対応

と、安心して使える性能を持っている。
性能だけをみると、2万円以上するスマホと同等かそれ以上の性能なのだ。

●ゲームにはあまり向いてない?
1万円台スマホともなると、ある程度妥協しなくてはいけない面もでてくる。
それは、搭載しているメモリやチップセットが価格相応のものになってしまうところだ。

例えば、
・スマホのさくさく具合に関与する「動作メモリ(RAM)」は1GB
・CPUはクアッドコアだが、ローエンドスマホ向けのものが採用されている
という具合だ。

したがって、マシン性能を使うゲームやオフィス文書の利用にはあまり向いていないと判断したほうが良さそうだ。
どちらかと言えば、
メール
インターネット
音楽や動画の視聴
SNSやメッセンジャー
という使い方が向いていそうだ。

また、これから格安スマホにデビューしてみたいが、高価格なものに手を出すのはちょっと気が引けるという場合によいだろう。

大手スマホメーカーの1万円台スマホ、これからもぞくぞくと登場してきそうだ。

HUAWEI Y6|ファーウェイ



布施 繁樹