7日、東方網によると、中国のサッカークラブでコーチを務める元イングランド代表のイアン・ウォーカー氏が、英紙ザ・サンのインタビューに対して「息子が中国のスモッグに殺されるところだった」と語った。写真はスモッグがかかる上海。

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2016年4月7日、東方網によると、中国のサッカークラブでコーチを務める元イングランド代表のイアン・ウォーカー氏が、英紙ザ・サンのインタビューに対して「息子が中国のスモッグに殺されるところだった」と語った。

ウォーカー氏は、中国スーパーリーグの上海申花や上海上港ですでに4年間コーチを務めている。上海の空気の質が悪いことから、ウォーカー氏は毎日、携帯電話のアプリを使って汚染状況を確認。当初、中国で一緒に生活していた息子は、スモッグの影響で体調を崩し、上海を離れざるを得なくなった。病院での検査の結果、息子の血液の金属含有量が基準値を超えていたため、米国に移住させることを決めたという。

生活面での問題も吐露する。「水や食べ物の汚染、それに道路を渡る時も気を付けないといけない。赤信号を無視する車もあるから。私もはねられそうになったことがあるよ」と自身の体験を語った。

さらに、上海申花のオーナーの朱駿(ジュウ・ジュン)氏について、「当時、チームにいたドログバはチェルシーを優勝に導いたスター選手だった。だが、朱駿はおかしかった。彼は給料を支払わなかったんだ。だからドログバは去った。朱駿はリバプールとの親善試合に自ら出場したりもした。あれは本当に笑い話だったよ」と語る。

こうしたことがあってか、上海申花からの契約延長オファーを断ったウォーカー氏は、上海上港への加入を決断。同クラブにはこれまで、ルーニーなどのスター選手獲得のうわさが流れているが、ウォーカー氏は「イングランドの選手が中国に来る場合、よく調べた方がいい」とアドバイスする。「一部の地域はスターバックスさえないかもしれない。汚染も問題だ。ちゃんとしたホテルが1つしかない地域もある。たとえば、ラベッシは河北のクラブに加入したが、彼がしっかりと準備したとは思えない」と語った。

最後にウォーカー氏は現役の選手に向けて、「自分が世界トップのレベルを維持したいのであれば、中国に来るべきではない。これは本当だ」と忠告した。(翻訳・編集/北田)