綾瀬はるか&斎藤工で実写化の漫画、エロティックな名作…オトナの少女漫画5選!
 これまで読んできた少女漫画は1500冊以上!『今夜くらべてみました』(日テレ系)などにも出演し、その少女漫画遍歴と傾倒ぶりを語ってきたピン芸人の中村涼子さん。そんな彼女に、今読むべきオススメ少女漫画について教えてもらいました。

――まず、本題に入る前に中村さんが少女漫画にハマるきっかけを教えてください

 小学生のころ、親に漫画しか買ってもらえるものがなくって。絵が可愛いという理由で、『あさりちゃん』を買ったのが最初です。それから、『ちゃお』や『なかよし』を友達間で回し読みしたり、『ガラスの仮面』も図書館で夢中で読んだりしました。

 あとは、飯坂友佳子先生もドハマリしていました。ちょっとエッチな内容で、セリフに「自分たちの命を救うためには、合体しなければならない」とかあって、子供ながらに「合体ってなんだろう?」と、不思議がってました(笑)。

 少女漫画って、土台は「恋愛」というすごく小さなものなのに、本当にいろんな表現がある。その頃から、世の中の少女漫画は全部読みたい! と思うようになりましたね。

◆『高台家の人々』綾瀬はるか&斎藤工で実写化

――それでは早速、そんな中村さんオススメの漫画を教えていただけますか?

 まず今回、皆さんに一番読んでほしいのが、映画化されて6月4日に全国ロードショーが始まる、森本梢子先生の『高台家の人々』です。『研修医なな子』、『ごくせん』、『デカワンコ』など数々の名作を生み出してきた。いわば映像化のヒットメーカー、森本先生が現在連載中の最新作です。

 主人公の平野木絵(ひらのきえ、映画は綾瀬はるかが演じる)は、無口だけど頭のなかではいつもいろんなことを考えているという妄想癖のある、30歳になったばかりの女性です。そこに、元華族で、超絶イケメンのエリート一族・高台家の長男、高台光正(こうだいみつまさ、映画では齋藤工が演じる)が現れます。

 この高台家には、代々、他人の心を読める「テレパス」という能力が備わっていて、それゆえに光正は他人を信じられない性格でした。しかし、そんなとき、無口だけど純朴な性格の木絵と出会い、そこに惹かれて付き合いはじめるのです。

――このあらすじだけでも、かなり面白そうですね

 そんななか、光正は木絵をデートに誘うのですが、光正の母・由布子が大反対します。それもそのはずで、高台家に嫁いできた由布子には、テレパスの才能が備わっておらず、木絵の魅力が伝わらないからです。今ちょうどコミックス4巻が、その母にテレパスの存在を伝えるのか、伝えないのかの瀬戸際。なので、まさに読むなら今! という漫画です。もちろん、映像化の前に読んでも頂きたいですが。

◆美くてエロティックな『みだらな熱帯魚』

――他にもオススメの漫画はありますか?

 続いて紹介するのが、人物を美しく描きながら、とにかくエロい、北川みゆき先生です。その最新作が、現在『プチコミックス』(小学館)で連載中の『みだらな熱帯魚』。

 学生時代は水泳部の選手で、現在は男性情報誌で働くという主人公の海月愛梨(みづきえり)は、ある日、女性誌の部署へ異動になるのですが、そこで、仕事はできるけど超マイペース、オレ様気質の先輩、叶雄星(かのうゆうせい)と出会います。

 最初は叶に反発していた海月ですが、彼の隠された過去を知るうちに、惹かれはじめていくというストーリーです。

 注目は、2人の初対面シーン。プールサイドを歩く海月が足元のタオルを拾おうとすると、同じタオルを叶が水中から手を伸ばして取ろうとし、そのまま海月が引っ張られて、プールにドボン! どうです、この出会い方! しかも、いろいろあって二人はそれからシャワー室で結ばれるという(笑)。