日本には多くの外国人学生が留学している。少子高齢化が進むなか、外国人留学生の確保に躍起となっている大学や専門学校もあるという。なかでも中国は地理的に近く、学生の数も多いことから、留学市場においては有望なマーケットとなっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本には多くの外国人学生が留学している。少子高齢化が進むなか、外国人留学生の確保に躍起となっている大学や専門学校もあるという。なかでも中国は地理的に近く、学生の数も多いことから、留学市場においては有望なマーケットとなっている。

 こうした留学生たちは、一定期間を日本で過ごすことになるが、精神面において何らかの変化は生じるのだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、「日本留学を終えて中国に帰国すると、中国に馴染めなくなる」と伝えつつ、それは日本留学によって学生たちが根本的に変化するからだと論じている。

 日本人は礼儀正しいと言われるが、日本で暮らすということは日本の礼節のなかで生きるということだ。つまり、日本人と同じ礼節、マナーを身につける必要に迫られるわけだが、記事は、「礼儀正しい日本人に囲まれて暮らすと、留学生自身にも礼節が身につく」と論じた。

 続けて、日本は公共の場所でゴミを捨てたりせず、衛生的であるとし、こうした環境のもとで学ぶ中国人留学生も日本滞在の期間が長くなればなるほど、衛生的であることを重んじるようになり、「良い習慣が醸成される」と指摘した。

 また、日本はリサイクルなど環境保護を重視する国であり、大量生産・大量消費の文化にある中国とは対局の環境にある。記事は、日本は資源の浪費を減らそうと意識している国であり、「これは日本人の資源欠如に対する危機意識を反映している」と指摘したうえで、中国人留学生も節約を学ぶことができると論じた。

 記事は、日本で暮らすことによって、「中国帰国後に馴染めないほど、人間性が変化する」と指摘しているが、どの変化も悪いことではないだろう。変化と言うよりも、むしろ成長であると表現すべきものばかりだからだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)