台中市政府提供

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(台中 8日 中央社)台中市政府は7億8000万台湾元(約26億2300万円)の予算を編成し、映像作品の撮影施設「中台湾影視基地」を市南部の霧峰区に建設する。同市新聞局の卓冠廷局長は6日、2018年完成の見通しを明かし、台湾のみならず海外からも撮影隊を誘致できるだろうと期待を示した。

新聞局と都市発展局は同日、同施設の建設に関する公聴会と説明会を実施した。その中で卓局長は、市内の映画テーマパーク「台湾電影文化城」が1999年の台湾大地震で損壊、その後閉園し、台湾の撮影環境に大きな変化が生じたことに言及。施設の建設により再び同市に多くの撮影隊を呼び込めればと語った。

卓局長によると、当初は中規模スタジオ2つのみを建設予定だったが、1年にわたる協議の末、台湾最大級のスタジオ2つ、中規模スタジオ1つの設置を決めた。

さらに、映画監督アン・リー(李安)が「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」で海のシーンを撮影する際に使用したアジア最大の撮影用タンクが同施設に移転される。

施設の敷地面積は3.12ヘクタール。基本的な設計は完了し、現在は細部の調整に取り掛かっている。今年下半期に入札を実施予定。その後はさらに軍所有の空き地に2カ所目の映像基地を建設する計画だという。

(廖壬楷:編集:名切千絵)