強風をものともせず“66”をマークしたスピース Getty Images

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<マスターズ 初日◇7日◇オーガスタナショナル・ゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 今年もまたこの男の「マスターズ」となるのか。昨年大会を史上最少ストロークタイとなる“270”、トータル18アンダーで制したジョーダン・スピース(米国)が、ボギーなしの6バーディを奪うロケットスタートで6アンダー単独首位スタートを決めた。スピースはこの日の“66”でオーガスタでの連続アンダーパー記録を5ラウンド連続(2015年64、66、70、70)に伸ばした。
スピース、今年も会心のスタート!笑みに自信があふれる
 この日は1番でセカンドをグリーン右サイドに外し、難しいアプローチを強いられたがこれを寄せてパーセーブ。「あれが特に大きかった。ストレスのないパーパットにできたのが良かった」とリズムを生むと3番でバーディを先行させた。
 強風の中でのラウンドとなったが「このコンディションなら2アンダーでも十分だと思ってスタートした。ショットは平均的だったけれど、すごく上手くスコアにできた」と納得。昨年初日の“64”には及ばないものの、ボギーなしのラウンドに自然と笑顔がこぼれた。
 前日には愛用のドライバーにヒビが入るトラブルもあったが、そんな影響をみじんも感じさせなかった。契約のタイトリストが用意したヘッドから、ベストのものを選び出し即実戦投入。「僕たちのチームはどうやって試合に勝つか知っている。この試合は僕が一番エンジョイできる試合。良い準備ができたし、やりたいことが十分にできる」。チームスピースのサポートも好スタートを後押しした。
 トップ選手の宿命か、今シーズンは“不調”と言われ続けてきた。今年初戦となった「ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で優勝を飾るも、その後は上位争いに加わることができずにいたからだ。だが、雑音は初日の結果で封じて見せた。
 「どうして僕が不調と言われるのか分からない。今季の9試合で7試合はトップ20。これ以上どんなプレーをしたらいいんだい?すべてはメジャーにピークを持ってくるために、今週のために調整してきたんだ」。22歳は不敵に笑った。

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