7日、中国商務部が北朝鮮に対する制裁措置を発表したことに各国が注目している。写真は北朝鮮の国旗。

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2016年4月7日、中国商務部が北朝鮮に対する制裁措置を発表したことに各国が注目している。環球時報が伝えた。

中国商務部は5日に、「北朝鮮への鉱物輸入禁止とジェット燃料などの輸出禁止」の通知を発表。さらに、北朝鮮からの鉱物の輸入も禁止すると述べた。北朝鮮は鉱物の輸出によって軍事費を賄っているとみられており、すでに他国は北朝鮮からの輸入を禁止している。北朝鮮にとって鉱物資源の最大の輸出相手国である中国が、北朝鮮に対する制裁措置を履行するかどうかに注目が集まっていた。

中国の制裁措置に対し韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は、「国際社会が北朝鮮への制裁を進めるうえで重要な貢献となる」と歓迎。

米メディアは、「国連安全保障理事会(安保理)の制裁決議の全面的な履行において一歩踏み出した」と伝え、日本メディアは制裁措置の発表が「安保理決議の履行を強調」と報じた。

北朝鮮からの輸入禁止品である石炭、鉄、鉄鉱石については例外が設けられている。1)民生目的2)北朝鮮産ではなく、北朝鮮・羅津港を経由して輸出される場合かつ核開発や弾道ミサイル計画に関連していないと証明できる場合。こうした例外を設けることで中国は立ち回りに余裕を持たせようとしているとの指摘があり、日本では「例外が北朝鮮側の逃げ道になる可能性がある」と指摘する報道も見られた。(翻訳・編集/内山)