5日、中国陝西省西安市長安区の橋頭村では村民の多くが養魚池を持ち、養殖した魚を市内の市場で販売しているが、池の水質が著しく悪化したことに頭を抱えている。

写真拡大

2016年4月5日、中国陝西省西安市長安区の橋頭村では村民の多くが養魚池を持ち、養殖した魚を市内の市場で販売しているが、池の水質が著しく悪化したことに頭を抱えている。華商報が伝えた。

【その他の写真】

養殖を20年間続けている村民によると、2月の旧正月後、池の魚が相次ぎ死ぬ現象が発生し、ここ数日ではさらに被害が拡大している。池は緑色がかり、異臭が漂っていた。他の養殖者6、7人から同様の状況が報告されており、魚が全滅する人が多く、被害額は多い人で20万元(約340万円)に達するとみられている。

村民らは近くを流れる水質が良いと言われている川から水を引き養殖していたが、最近になって水質に変化が見られ、専門家が水質を調べたところ亜硝酸ナトリウムやアンモニア化合物が基準値を超えていた。これらの数値を抑える薬剤をもらい、池に散布したが、改善は見られず、魚の死骸が増える一方だった。現地の環境保護局が調査した結果、汚水の流入を防ぐために川の上流に設置されていた施設が壊されたため、汚水が川に流れ、川の水を引き入れていた村民の池に流れ込んだ。現地の関連部門は汚染源の割り出し作業を進めている。

村民は「養殖した魚が全滅しただけでなく、水質が汚染された池では新たな養殖を行うこともできない。代わりの水源を見つけるしかない」とため息をついていた。(翻訳・編集/内山)