晩餐会に使われる部屋や和風別館も!迎賓館赤坂離宮の一般公開を通年で実施

写真拡大

外国の王族や大統領、首相など、国賓や公賓などのお客さまを迎えるための迎賓館(げいひんかん)。これまでは一般の私たちが入ることはほとんどできなかったけれど、この春から国外からの賓客をお迎えするのに支障のない範囲というのを前提に、通年で一般公開が始まるそう。

まずは、2016年4月19日(火)から5月13日(金)まで、一般公開を実施。ただし、4月27日(水)と5月9日(月)から11日(水)は休館日。

「公開の際は、各施設の内容について、由来のわかるボード展示や説明のできるスタッフの配置などを予定していますので、これまでの歴史をより体感していただけると思います」と、赤坂離宮の担当者さん。

最初に建物が建設されたのは1909年(明治42年)。当時は、皇太子殿下のお住まいとなる「東宮御所」として建設されたそうで、その後「国会図書館」などに使用された後、1974年(昭和49年)4月に、迎賓館として再出発。2009年(平成21年)には、明治以降の建造物としては初の国宝に指定されている。

各施設の公開(参観)には、それぞれに規定があるので、見たい場所と時間を確認して。例えば、「前庭」は事前申し込みも必要なく、無料で参観できる。正門を入って本館へ続く約220mの通路は、両側に142本の黒松が植えられた広大な庭園があり、日本的な風格のアプローチが美しい。
白を基調にした華麗な西洋建築の本館内では4つの公用室と、建物南側のお庭(主庭)を観ることができるそう。室内の装飾は、主としてフランス18世紀末から19世紀初めにかけての様式だけど、一部にアンリー2世様式、アンピール様式なども採用され、金箔が施された石膏の浮き彫りが優雅。特に大食堂になる「花鳥の間」は、晩餐会の映像などで目にしたことがあるはず。

この本館および主庭への参観を希望する場合は、公式HPから事前申し込みをするか、当日正門前で配布される入場整理券が必要。事前申し込みの場合は、申し込み完了後メールに届く「参観証」を印刷して持参を。

当日の入場は10時からと11時からの時間帯に見ることができ、入場券はそれぞれ500名分ずつ配布されるそうで、参観料金は大人1000円。各日定員があるので、日程が決まっている場合は事前の申し込みがベター。


また、本館の東にある「和風別館」の「游心亭(ゆうしんてい)」は1974年(昭和49年)に「和のおもてなし」をするために作られたもの。四季折々の日本を感じられるように、さまざまな樹木や花が植えられている。

「遊心亭」は、公式HPから事前に申し込んだ人だけが楽しめる、ガイドツアー形式での参観となる。こちらも申し込み完了後にメールで届く「参観証」が必要となるので、印刷して忘れずに持参を。参観料金は大人1500円。なお、この料金で本館内も見ることができる。

ガイドツアーは10時30分、11時30分、12時30分、13時30分、14時30分、15時30分の6回行われ、各回の定員は20名。ツアー自体は40分程度だそう。ガイドさんの説明が聞けるので、歴史や由来をきちんと知りたい女子にはおすすめ。

日本の顔として外国の大切なお客さまをもてなす場所を、この機会に一度訪れてみては。

画像出典:内閣府