雨の日にケーキを焼く【根本きこの島ごはん】

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沖縄は、ここ数日まるで梅雨のような蒸し暑さです。
しとしとと永遠を思わせるように降り注ぐ雨。窓が曇るくらいの湿気。いつまでたっても乾く気配のない洗濯物の存在が重く視界を遮ります。
飼っている犬の毛も尋常でないくらいぺったりしていて、よしよしと大きな背中を撫でるのもいささか躊躇するほど。
「こういう日は、ケーキでも焼くとするか!」
赤ん坊が寝た隙をみて、そつなくことを進めることにしました。粉をぴったりに測ったり、しっかりなめらかに混ぜたりの一連の作業をこなすうちに、だんだんと気分が晴れ晴れしてきました。
オーヴンから漂う甘い香りに包まれながらコーヒー豆も煎ったら用意周到。

「みんなが外から戻ってきたら、アイスコーヒーをいれてお茶にしよう」
今日のケーキは2種類。島バナナがちょうど完熟していたので、バナナたっぷりのケーキ。ラムレーズンも風味づけに加えて。それと、先日那覇で見つけた純生クリームを使ったチーズケーキもこしらえて、こちらはバターの代わりにココナッツオイル仕様。甘味は黒糖にしました。
じつはケーキ作りは少し苦手ですが、雨の日に限っては率先してやりたくなるのことのひとつ。はじめたきっかけは子どものバースディケーキでしたが、「いい気分転換方法のひとつになる」と知ったおかげで、雨だというとちょこちょこ作るようになりました。
おいしい!って喜ばれ、かつリフレッシュ。いいことづくしなのです。