台湾新幹線、車体洗浄作業を公開  費用は年間4000万円

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(高雄 7日 中央社)台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)は7日、高雄市内で車体の洗浄作業を報道陣に公開した。機械と人の手で磨き上げられる作業コストは年間1200万台湾元(約4000万円)。快適な高速鉄道の裏側に、多くの人の努力があった。

台北と左営の間を毎日疾走する高速鉄道。ほこりや磨耗するレールと車輪から出る鉄くず、鳥や昆虫と衝突した際や荒天時に付く汚れなどが、容赦なく白とオレンジを基調とした車体に襲い掛かる。黄ばんだ姿を目にした乗客からは苦情が寄せられることもある。

同社では2007年の開業当時から高雄と台中の車両基地に自動洗車機を設置。2013年にはブラシの素材を変えて洗浄力を向上させた。さまざまな洗剤を使い分けながら、側面を機械で洗った後、人の手によって前面部や屋根、窓ガラスなど細かい部分の汚れを丹念に除去する。

関係者によると、旧正月や連休、梅雨の時期などは特に念入りに洗浄。費用の節約で以前はワックスを塗るなどの対策をしていたこともあったが、効果が得られず、5年に1度再塗装を施して車体の輝きを保っているという。

(程啓峰/編集:齊藤啓介)