「台湾国」シール貼付の正当性を訴える市民ら=2016年1月台北で撮影

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(台北 7日 中央社)外交部の関係者は6日、旅行者の旅券にシールが貼付されていた場合の対応について、引き続き原状を回復するよう穏やかに指導すると語った。台湾では一部市民が旅券表紙に印字された「中華民国」の文字を覆うように「台湾国」と書かれたシールなどを貼り付ける行為が後を絶たず問題視されていたものの、厳格な対応はしない方針となった。

旅券に関する条例の改正を進めていた同部は、表紙や裏表紙および必要な記載をしたり出入境証印や査証の貼付に使用するページにシールを貼る行為を禁止する文言を改正案に盛り込んでいた。だが、同日立法院(国会)外交・国防委員会で行われた審議では削除が決定。同部関係者は旅行者に個人情報を求めることもないとしている。

(唐佩君/編集:齊藤啓介)