スマホ上手はお金が貯まる。おトクなマネー系サービスが続々
 こんにちは。ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢です。

 『日経FinTech』という雑誌が創刊されるほど、今、FinTech(フィンテック)という言葉が注目を集めています。

 FinTechとは「Finance」と「Technology」から造られた言葉で、お金に関する利便性を高めるテクノロジーや技術などのことを指しています。

 一見すると難しそうな言葉ですが、実は私達は既にその恩恵を受けています。

◆LINE Payカードや楽天ポイントカードのアプリ版も

 最近では「お財布を忘れて出かけたのに困ることなく帰宅できてしまった」という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。私自身、お財布に5万円くらい入れておくと、3ヶ月以上ATMに行かないことも多く、現金で支払をする機会が本当に少なくなったと感じます。

 クレジットカードや電子マネー、共通ポイントサービスなどのおかげで小銭を触る機会が減りました。現金で支払うよりポイントが還元される、履歴が残り家計管理がしやすい、短時間で支払ができる、といったメリットもありますが、女性としては、手に小銭の臭いがつかないというのも密かに嬉しい点かもしれません。

 ポイントカードや決済サービスの利便性もアップしています。例えば楽天スーパーポイントが貯まったり使えたりする「楽天ポイントカード」(http://point.rakuten.co.jp/rpointcard/)はアプリ版もあり、カードをお財布にいれなくても持ち歩けるようになっています。

 2014年12月からサービスが提供されている「LINE Pay」は先月(2016年3月24日)、お買物をする度に2%のポイントが還元される「LINE Payカード」(http://line.me/ja/pay/card)のリリースを発表しました(JCBと提携)。

 現金以外の決済方法を上手に活用できれば、ラクしてお得と便利を手に入れることができそうです。

◆家計簿もスマホで自動的にできちゃう

 銀行口座をインターネットバンキングで利用されている方も多いでしょう。

 海外の銀行やネット専業銀行でも一部普及していた使い捨てのパスワード(ワンタイムパスワード)を発行してセキュリティを高めるサービスも、今では日本の3大メガバンクすべてが実施しています。パスワードを生成する機器だけでなくアプリで発行するサービスもあるため、こちらの方が手軽と感じる方もいるかもしれません。

 銀行口座の情報から自動で家計簿を生成するMoneyForward、Dr.Wallet、Zaimなどの家計簿サービスも充実しています。

 日本IBMやNTTデータが、外部サービスからインターネットバンキングにアクセスするための規約(API)を提供する事業を行うことも注目を集めています。

 従来であれば家計簿アプリにパスワードを事前登録していたものが、インターネットバンキング側から承認できるようになるなど、安全性の向上が期待されています。高いセキュリティを求められる情報ですが、安全に外部サービスで確認できるようになれば、私達の生活はもっと便利になるかも知れません。

 一見身近に感じづらい「FinTech」という新しいキーワード。こうして見てみると、実は既に使っている人も多いのではないでしょうか。新しい技術で安全に手間を除くことができれば、私達はもっとお金との付き合い方そのものを見つめることに、エネルギーを割けるようになりそうです。

<TEXT/風呂内亜矢>
■お知らせ
(出演)スズキ presents ニコニコ生活講座 season2 #1
〜会社は教えてくれない「給与明細の読み方」〜
2016/04/14(木) 21:00〜
http://live.nicovideo.jp/watch/lv256141077

【風呂内 亜矢(ふろうち・あや)】
ファイナンシャルプランナー。CFP認定者、宅地建物取引主任者。IT企業、不動産会社の勤務を経て、現在はテレビ、ラジオ、雑誌等でお金に関する情報を発信している。4月末に新刊『その節約はキケンです』が発売。
公式サイト:http://www.furouchi.com/
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