7日、環球網によると、中国が南シナ海・南沙諸島の渚碧礁に灯台を建設した問題をめぐり、米国務省のトナー副報道官は「地域の緊張をさらに高めるだろう」との認識を示した。資料写真。

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2016年4月7日、環球網によると、中国が南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の渚碧(スビ)礁に灯台を建設した問題をめぐり、米国務省のトナー副報道官は「地域の緊張をさらに高めるだろう」との認識を示した。

中国は昨年10月に灯台の建設工事を始め、今月5日に供用開始を祝う式典を開催した。南沙諸島に整備した3基目の灯台となるもので、高さは55メートル。トナー副報道官は定例記者会見の席で「このニュースに関心を寄せている」と述べ、争議のある海域での新たな施設整備は緊張情勢をさらに高める可能性があると指摘、「中国の注意力が問題当事国との和解の上に注がれることを希望する」と発言した。

また、記者から出た「灯台は撤去されるべきと考えるか。海洋の安全につながる場合でも、存在を認めないのか」との質問に対して直接的な回答は避け、「紛争海域に灯台があってはならないというわけではない。しかし、灯台の運用がこの海域の安全を目的としたものなのかどうか、われわれにとっては依然不明だ」と答えた。(翻訳・編集/野谷)