中国は世界最大の自動車市場だ。北京市などの大都市では自動車の数が増えすぎて深刻な渋滞が発生しており、ナンバープレートに応じた市内への乗り入れ制限などを実施している。(イメージ写真提供:(C)趙建康/123RF.COM)

写真拡大

 中国は世界最大の自動車市場だ。北京市などの大都市では自動車の数が増えすぎて深刻な渋滞が発生しており、ナンバープレートに応じた市内への乗り入れ制限などを実施している。

 歩行者優先の日本と異なり、中国は自動車のほうが優先されるため、道を歩いていても自動車によって恐怖を感じさせられることも時おり発生する。また、中国では車の割り込みや強引な車線変更もごく普通に見られ、自動車の数が急激に増える一方で、中国ではドライバーに運転のマナーや交通ルールなどの普及が追いついていないようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、世界的に見て「自動車強国」である日本では「運転時にやってはいけないこと」があると指摘する一方、中国人は「日本でやってはいけないこととされていることのすべてをやってしまっている」と論じる記事を掲載した。

 記事が挙げた「運転時にやってはいけないこと」の1つは、平時に急ブレーキをかけることだ。平時に急ブレーキをかければ、後続の車両による追突や玉突き事故が発生する可能性が高まってしまう。十分な車間距離を取っていれば、前方の車両が速度を落としても急ブレーキをかける必要はないが、記事はそうした事故の可能性のみならず、「ブレーキをかけた時に自分の身体が前のめりになるような減速は身体にも悪い影響が出る可能性がある」と主張した。

 そのほか、音楽を大音量でかけることも「やってはいけないこと」として挙げている。運転時は目で見る情報だけでなく、音も重要な情報だが、記事は「中国では若い人ほど、車内で大音量で音楽をかけている」と紹介。確かに中国では時おり、車外まで漏れてくるほど大きな音で音楽をかけている人を見かける。これは運転時に危険を招く可能性があるだけでなく、他人にも迷惑だが、中国では他人に対する配慮という観点からはあまり論じられていないようだ。

 また、日本ではクラクションを過度に鳴らすことはマナー違反という暗黙のルールがあるが、中国では完全に渋滞している状況でもクラクションを鳴らしまくる人が少なくない。信号が青に変わったことに気づいていない前方車両に対し、クラクションを鳴らすことで気づいてもらうというレベルではなく、殆どの車が動けない状況下でも多くのドライバーがクラクションを鳴らすため、中国では大渋滞が発生すると非常にうるさい場合も少なくない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)趙建康/123RF.COM)